八王子城
八王子城

[東京都][武蔵] 東京都八王子市元八王子町3


  • 平均評価:★★★★☆ 3.66(44位)
  • 見学時間:2時間(3位)
  • 攻城人数:2159(60位)

御主殿の滝

御主殿の滝は1590年(天正18年)の落城の際に御主殿にいた北条方の婦女子や武将らが滝の上流で自刃し、次々と身を投じた滝といわれています。

このときの八王子城合戦によって城山川の水が三日三晩血に染まり、麓の村では、この城山川の水で米を炊けば赤く米が染まるほどであったと伝えられています。
なお、このことに起因して先祖供養にあずきの汁で米を炊いた「あかまんま」(赤飯)を炊いて供養をする風習が現在でもつづいているそうです。

現在は林道整備のために半分以上が削られていますが、滝の林道側には高さ3mほどの土塁が御主殿方向につながっていました。
この土塁をダムにして、上流に大きな溜め池があったとする説が有力となっています。

   

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今日のレビュー

戦国の終わりを告げた城―八王子城を探る (ロッコウブックス)

おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。

赤ヱ門さん)

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