本丸一文字門は山形城本丸の大手側にあった枡形門です。
一文字櫓、櫓門、高麗門で構成されていた、頑強な門でした。
現在も2002年(平成14年)からはじまった本丸堀の土塁復原が継続中です。
山形城跡は国の史跡であるため、史実に基づいて復原しなければなりません。
現在は一文字櫓の史料が見つかっておらず復原できない状況です。もし写真や図面等の史料をお持ちの方は山形市教育委員会社会教育青少年課までご連絡ください。
現在は一文字櫓の史料が見つかっておらず復原できない状況です。もし写真や図面等の史料をお持ちの方は山形市教育委員会社会教育青少年課までご連絡ください。
史跡山形城跡本丸一文字門復原の際に制作されたパンフレットです。
本丸一文字門とは
山形城の本丸(ほんまる)には、2つの入口があり、そのうち大手(おおて)にあたるのが「本丸一文字門(ほんまるいちもんじもん)」です。本丸一文字門は、枡形(ますがた)と呼ばれる広場を中心に、一文字櫓(いちもんじやぐら)、櫓門(やぐらもん)、高麗門(こうらいもん)、枡形土塀(ますがたどべい)及び石垣で構成された枡形門(ますがたもん)で、進路を屈曲させることで、敵の進入を食い止める役目がありました。復原工事にあたっては、秋元氏時代の粕川(かすかわ)家絵図や発掘調査の結果等に基づき実施しております。しかし、櫓台(やぐらだい)石垣の上に存在していた一文字櫓については、復原に必要な写真や立面図等の史料が見つかっておらず、現段階では、復原することができない状況です。