日本に二つしかない星型城郭 !!

先日、長野県にある龍岡城五稜郭に行ってきました。
龍岡城五稜郭は、日本に二つしかない星型陵ほを持つ貴重なお城です。龍岡城五稜郭は、幕末の慶応3年(1867年)に完成した。その後明治4年の廃藩にともない民間への払い下げや取り壊しとなったが、幸いにも外郭の石垣と堀は健在で一部、台所も残り、今も訪問者の目を楽しませてくれています。
現在、城は小学校が建っており、さすがに中に入るのはためらいますが、案内所で聞いたところ、小学校の移転が決まっているとのこと。ただ移転後の空き地の使い道が未定とのことでした。小学校が移転すればもっと観光に力を入れられると期待したいですね。
添付した写真でも分かるように地上からでは、どのような形をしているのか想像はできますが目で見ることはできません。もっとも案内所の裏山、ここも山城址だそうですが、登ると星型の外郭がうっすらと見ることができそうです。私は、足腰に自信がないので写真で我慢しました。五稜郭タワーは無理かなあ・・・
ところで、城の近くに案内所があり、そこを訪ねてしばし写真に見入っていたところ、思いがけず湯茶の接待(美味しいリンゴと沢庵漬もいただきました)にあずかりました。ここで案内所の方と一時間近くお城談義をしてしまい予定を大きくオーバーしてしまいましたが、とっても有意義な時間を過ごさせていただきました。ここには、年間2万人ぐらい来てくれているのだそうですが、この時期はさすがに見学者も少なく、歓迎してくれました。桜の咲く季節がベストだそうです。
湯茶の接待で買収されたわけではないが、龍岡城は、ただの城跡ではないぞ !
わざわざ北海道まで行かなくとも、こんな近いところにあるのだから、もっともっと来てくれることを期待します。

場所は、JR小海線の龍岡城駅からタクシーでもいいのですが、車が便利です。駐車場も無料で整備されています。軽井沢辺りにきたらちょっと寄り道するのもいいです。なお高速もあり一部無料供与されています。ぜひ、ぜひ、お出で下さい。
龍岡城五稜郭にも感激しましたが、案内所のお二人(ご夫婦かな?)の気さくな感じ、ホッとしてしまいます。龍岡城からのレポを終わります。