右から一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳。筑豊を代表する風景です
西麓から。二ノ岳には遺構が残っているそうですが、立入禁止なのでただ見上げるのみ
6台ほど駐車可能
二ノ岳(右)と、鞍部に残る土塁状遺構の「人枡」を見下ろす
「人枡」遺構2箇所を過ぎ、二ノ岳方向(南方向)に進むと、立入禁止の看板が現れます。その手前を左に下りる山道があり、数十メートル行くともう1箇所「人枡」が残っています
二ノ岳への立入禁止看板から左(東)に数十メートル下りていった山道左手奥に、「人枡」の遺構がもう一つ残っています
3箇所ある「人枡」と呼ばれる遺構のうち、この南西にあるものが状態良く見ごたえあり。四方を方形に土塁で囲まれていますが、その内部も十字に土塁が築かれているので、まるで障子堀のよう。「福岡県の城郭」によると、攻めての遺構とする説や、馬の放牧のための囲いとする説などがあるそうですが、考古学的調査によっても性格を特定できていないとのことです
二ノ岳と三ノ岳の鞍部には、土塁で四方を囲まれた方形の「人枡」と呼ばれる遺構が残っています。私が確認できたのは3箇所で、ここは最も三ノ岳側(北側)のもの
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する