公園として整備され遺構は残されていませんが、丘の上のレリーフに城跡の説明が刻まれています。

東側曲輪群は主郭が石垣造りに改修される際に放棄されたと考えられています。

主郭が石垣造りに改修された際、東側曲輪群は放棄されたと考えられています。

高さ４mあり、丹波地方でも唯一の高石垣です。

主郭の高石垣は、仰角の隅部を設け形作るシノギ角を三ケ所構築して四面で築かれています。須知城の高石垣は非常に特異な積み方のため、織豊系の石垣とも評価できないそうです。

主郭の高石垣は、仰角の隅部を設け形作るシノギ角を三ケ所構築して四面で築かれています。須知城の場合は、直角に折れる角に斜めに次の面を築く特異なもので、こうした積み方から南側から順に積んでいったことが分かるそうです。

主郭内の南側の土塁からの眺めです。

石材の長辺と短辺を交互に積み上げる算木積に近い構造の石垣です。

主郭北東隅部の石垣は、石材の長辺と短辺を交互に積み上げる算木積に近い構造になっています。写真手前が北東隅部の石垣です。

主郭側からの眺めです。同じ丹波地方の周山城を彷彿させる様な苔むした石垣がいい感じです。

同じ丹波地方の周山城を彷彿させる様な苔むした石垣がいい感じです。

明石ルートから攻城した場合、主郭から琴滝ルートに下りてきて最初に目にする石垣です。

須知城で一番の見所で文句なしだと思います。主郭東側一面に築かれているので、琴滝ルートから登ってきた方が、反対側の明石ルートよりも感動は大きいと思います。

厳選された22城を紹介しています。赤色立体地図や縄張図、概略図が掲載されており、カラー写真もとても豊富なのでお城のイメージがしやすいと思います。
攻城団で行きたいお城に登録している高取城や七尾城、観音寺城に月山冨田城と多数掲載されているので購入しましたが、攻城前の予習や攻城後の復習にと重宝しています。

是非城跡碑も設置してください。

こちらは石塁がかなり崩落しています。