主郭の位置からずれていることから、小牧・長久手の戦いの時に作られたものでしょうか。

工事は令和5年2月まで予定されています。

県道42号線（新宮停車場線）寄りはバス用で、奥に大きな普通車用の無料観光駐車場があります。

小さいながらも、熊野川から上がってくる敵を威圧する配置です。

散策路が整備されています。

熊野川と城址下をトンネルでくぐるJR東海の紀勢本線の鉄橋です。

荒々しい石段で、奥に松ノ丸と鐘ノ丸の石垣が見えています。

この保育園に通う子どもさんが、正直、羨ましいです。

駐車場も広く、水洗の綺麗なトイレもあります。

見学しやすいように綺麗に整備されております。

西郭1には、倉庫があったと思われ、水溜めの石組みもあります。

藤堂高虎公の防御の工夫は、素晴らしいです。

主郭からぐるっと360度、見渡す限り山です。

西側には石垣が無く、簡素な造りですが、この先に堀切があります。

主郭は方形に近い台形をしており、高さ約4メートルほどの石垣が巡っております。

現在は、木製の階段が設けられていますが、当時は、梯子が掛けられていたそうです。虎口は廃城の際に破城されて、石垣が残っていません。

水堀としては、位置、大きさに疑問点が多々あり、飲料水確保用の水溜めの感じがします。