出丸からの眺望も素晴らしいです。

土砂で埋まりつつありますが、はっきりと分かります。

岩盤を削っただけの大きな井戸で、縁や排水溝に石積みが見られます。なお、この井戸へは落ちたら終わりの凄い切岸上を歩きますので、注意が必要です。

推定イメージ図もあり、分かりやすいです。

城址近くにある月桂院には、清水城で使用していた陣鐘と稲葉一鉄公のお墓があります。令和4年12月10日に撮影しました。

門は簡素な造りで、傷みも進行しています。

城址には、小川が流れ、水を飲みに来る獣を狙うヒルが生息しています。

この細いアスファルト道を山手に上れば、城址です。

大野町稲富にあり、その大きさに圧倒されます。

城址の西側に小さな古墳が散在しています。

城址を囲む水堀は、用水路に利用されており、思った以上に深いです。

長屋門は、門と離れ部屋に改築されています。これを見て、京都の亀山城移築門を思い出しました。なお、門には、可愛らしい柴犬がいてます。

関ヶ原の戦功により、野村に移封された織田河内守長孝（織田信長の弟、有楽斎長益の長男）公の邸宅跡です。長益公同様に風流人であった長孝公は、前領地で見付けた色変わりが多彩な紅葉をこの野村に植え、野村モミジと名付けられました。左の木が3代目の野村モミジで、邸宅跡は、柿畑になっています。

道路より少しだけ奥まったところにあります。

江戸時代中期の民家住宅で、ほぼ当時の造りで残っているそうです。現在もご子孫がお住まいで、見学には、事前連絡が必要です。

城址の隣に、名鉄揖斐線相羽駅跡があり、時間が止まったままの感じがします。なお、軌道跡、ホームには立ち入ることが出来ません。道路から撮影しました。