赤丸で囲まれているのが、隅櫓（鬼門櫓）です。隅櫓内に掲示されています。

元々、二ノ丸にありましたが日出中学校建設に伴い、現在地に移築され、平成27年から一般公開（無料）されております。また、風通りが良いので、地元の方も時々、涼みに来るそうです。

史跡 疋壇城址と刻まれており、南城の主郭近くにあります。

江戸時代末期に開通した運河で、ここから敦賀湊まで曳舟により荷物が運ばれていました。愛発舟川の里には、小さいながらも運河に関する展示があり、無料です。

かって小学校があったことから、綺麗に削平されています。南側、北側の細い舗装路から到達することが出来ますが、途中での離合は不可です。

左側の窪みが空堀で、右側が主郭石垣です。

主郭の虎口（北側）と石垣です。

主郭にある櫓台北側の石垣です。

城址の最高地で、中央部に石碑もあります。

南城の主郭近くにあります。

下坂氏館北側を流れる五井戸川は、深く、天然の堀として充分、機能しています。なお館内から勢いよく水が流れ出ておりますが、これは当主個人宅を建てるために南側の堀を一部、埋め立てたことによります。

主郭の虎口で、左右は土塁となっており、堀を挟んで写真奥は、階段を経て副郭となっています。なお、堀は、水流が早く、長年の土砂の堆積により、堀が浅くなってきているそうです。

縄張図を見ても分かるように、堀と土塁が多用されています。下坂氏館主屋内に掲示されています。

ヨシ葺きの薬医門で、控柱に曲がった材木を真っ二つにして使用するなど趣に富んでいます。家伝では南北朝時代とされていますが、最近の研究で、18世紀前期に建造されたことが分かっています。

滋賀県米原市にあります福田寺は、湖東地方の一向宗のまとめ役として、織田信長公に抗い、そのため伽藍等が焼かれました。このことを不憫に思った浅井長政公が小谷城の御殿を寄進されたことから、浅井御殿（一般見学不可、門徒を通じて申込めば見学可能）と呼ばれれる建物があります。この福田寺も天武天皇の勅願により出来、江戸期には、井伊直弼公の従兄弟が住職になる等、由緒正しきお寺ですが、現在では、無住の寺となっており、近隣のお寺から用事がある時のみ住職が派遣されております。