室津二ノ丸公園にあります。

たつの市立室津民俗館（旧豊野家住宅）では、室津の繁栄を知ることが出来ます。室津海駅館との共通券（300円）がお得です。

城下にある賀茂神社は、平清盛やシーボルトも訪れた由緒ある神社で、三間社流造りの本殿は、国指定重要文化財で、とても素晴らしいです。なお、名前の由来は、京都にある上賀茂神社の御祭神である賀茂別雷神の祖父賀茂建角身命が室津の湊を開港したことによります。

写真では、竹藪にしか見えませんが、凄く感動する縄張りで、是非とも攻城して下さい。

集落から一段、高い丘陵に小川西之城があり、攻城口は、清光寺の西にあります。

この道を進めば、曲輪Ⅳを経由して、小川中之城に到達します。

曲輪Ⅲの西側奥にひっそりとあります。

伝承として小川城の存在が知られていましたが、昭和49年に地元の老人クラブが植林中に城址を発見したとのことです。

測量調査の結果、城の北側は、崩落跡が見受けられることから、もう少し曲輪が配置されていた可能性があるとのことです。

真正面の道を進むと出丸に到達出来ます。

甲賀市信楽町小川方向が見渡せます。

城址最高地点である三等三角点から撮影しました。立て看板横の大きな石は、砦の力石で、筋トレに使われたそうです。

攻城口にあります。

私道となる林道を歩いて20分で主郭に到着出来ます。林道は、離合出来る箇所が少なく、林業、狩猟優先ですので、注意して下さい。

後半に、草路城に関する記載があります。

渇水期で水堀は、干上がっていました。写真左側が土塁となります。

江戸時代に建てられた本殿は、昭和58年に京都府登録文化財に指定されています。

鳥居を潜って、直ぐ左にあります。