朝倉館跡は水堀と空堀で囲まれており、山側にもしっかりと空堀があることに驚きました。

奥に隅櫓台が見えます。

一乗谷城は、標高473メートルにあり、英林塚ルートでも約50分掛かります。

居館を防御するための城戸で、堀は幅約10メートル、深さ3メートル、土塁は幅約15メートル、高さ約4.5メートルあり、土塁上に防御のための塀があったと考えられています。都である京都から遠い城戸なので、下城戸と「下」が付いております。

博物館で事前勉強してから攻城し、居館跡のみとしましたが、下城戸、朝倉館跡、諏訪館跡庭園、復元町並、上城戸は必見で、一日中いても飽きないくらい素晴らしいお城です。

石垣が途切れていますが、その先は、かっては木橋でした。

確かな時代考証に基づく寛永期の江戸城天守模型です。

江戸城を攻める敵を躊躇させる高さと見晴らしがあります。台所前三重櫓台から撮影しました。

石垣石の大きさに圧倒されます。

大手門前から撮影しました。

主郭北側にも小さな曲輪があります。

かってあった祠は、解体されています。主郭周りには、今となっては低くなった土塁に囲まれています。

土塁上が主郭への攻城路となっております。

この先の畦道を通り、正面の丘を右斜上に上れば、主郭に到達出来ます。

春日町東中から佐仲峠を経て丹波篠山に向かう旧往還から攻め登る敵に備えての登り土塁で、周山城にも同じ様な土塁が見られます。

主郭からは、春日町の大半を見渡せ、攻められる側からすれば、凄いプレッシャーを掛けられていること間違いなしです。

ここから20分で主郭に到達出来ますが、凄い急峻で、本格的な登山となります。

畦道にある攻城口から5分で主郭に到達出来ます。土塁は街道側にあり、村民総出で守っていたのではないかという縄張りです。主郭以外は、凄い藪で、主郭の天満宮は、解体されていました。