脇本駅から江戸時代の旅行家 菅江真澄の道を通って徒歩25分ほどで菅原神社の鳥居(登城口)に着きます。坂道を10分ほどで内館地区、広大な館群が広がります。

<<今昔物語>> 奈良井宿
先日登録された「奈良井城」の写真をアップさせていただきました。昨年秋に奈良井宿を旅した際に撮った写真です。

今から50年以上前、中学生だった頃に信州周遊券を使い木曽のデコイチ(蒸気機関車)を撮影しに行きました。
当時、塩尻駅-中津川駅は電化されておらず、行き来する列車はすべてディーゼルか蒸機でした。
50年の時を隔てて奈良井駅に降りた時は感慨深いものがありました。
お城、城下町には興味がなく、ひたすら蒸気機関車、駅などを撮っていました。(もったいない。。。)

添付は2023年と1970年の奈良井駅に建つ「奈良井宿」の碑ですが1970年のものは『中仙道』となっています。
この碑がいつ『中仙道』から『中山道』に変わったのか不明ですが『なかせんどう』を調べてみると
江戸時代前期までは『東山道』『中仙道』などと言われていたそうですが1716年に『中山道』に統一されたそうです。

木曽平沢、奈良井、宮ノ越など木曽路を歩いていると『中山道』よりも『中仙道』がなんとなくしっくりくるような気がします。

中山道六十九次で34番目の宿場。

奈良井駅前の坂を登り、奈良井宿の杉並木を通り徒歩15分ほど。空堀と主郭が迎えてくれます。

曽我城の大手門があったとされる城前寺。

御殿場線下曽我駅からゆったりとした坂道を10分少々。丘の上に曾我氏館跡、曽我一族郎党の供養御堂、物見塚古墳があります。手前の城前寺は曽我兄弟の菩提寺で曽我兄弟のお墓などがあります。