石垣で出丸の虎口が形成されていて、敵を寄せ付けないようになっています。

山道ルートは本丸の大手門経由で天守を目指すルートとなるため、当時の石垣が残っており、山城の雰囲気を楽しめます。

錦川に掛かる江戸時代に釘を一本も使わずに造られた5連のアーチ橋で、当時の橋は昭和25年(1950)の台風で流されてしまいましたが、当時の工法で復元されています。後ろの山に天守が再建され、錦帯橋と合わせて唯一無二の名勝となっています。

ロープウェイ山頂駅より岩国城下町を望む。右手前の橋が錦帯橋になります。

ロープウェイの山頂駅前の広場にあります。毎日9時10分から15分毎にメロディを奏でます。

木造の錦帯橋を長持ちさせるため、木を腐らせないよう将来の橋板加工に生かす実験をしている橋だそうです。

初代岩国領主、吉川広家公は戦国時代から江戸時代前期にかけて活躍した武将で、槍の名手として豊臣秀吉から「日本槍柱七本」の1人として称賛されたそうです。

明治18年(1885)に旧岩国藩主吉川家の居館跡が公園として開放された際、吉川家歴代を祀る吉香神社内の絵馬堂として建てられてものだそうです。

周南市文化会館にあります。現在は大名庭園の跡が残っています。

発掘調査で館跡西辺で小規模な門跡が発見され、失われた館跡の一部として復元可能と判断されたことから、当時の京都の風景が描かれた「洛中洛外図屏風」などを参考に平成17年(2005)に復元されたそうです。

館跡の西辺の調査で石組の溝が検出され、溝の底には水の流れた痕跡があることから排水溝と推定されているそうです。

南東部に位置している館跡最大の庭園で、中央部に池がある池泉式庭園で1400年代末に造られ、1500年代中頃まで使われていたそうです。

池泉庭園と同時期に造られ、1500年代前半に埋め戻されたそうです。

明治16年(1883)に、文明11年(1479)に建立された興福寺の釈迦堂を移築したもので、移築後約100年が経ったことから、平成17年(2006)から約６年かけて本堂の改修工事が行われたそうです。

天文20年(1551)、大内義隆は陶晴賢の謀叛により、長門の大寧寺に逃れた際に、大寧寺住職異雪慶殊和尚の弟子となり、「討つ人も 討たるる人も 諸ともに 如露亦如電作如是観」の辞世の句を詠んで自刃したそうです。

平成12年(2000)、龍福寺の開基大内義隆の450回大遠忌の際に、供養塔が建立されたそうです。

大内氏の祖・琳聖太子から３１代の大内義隆に至る大内氏歴代当主の神霊を祭り、龍福寺の鎮守として建立されています。

大内氏は来客をもてなすため、邸前に壮麗な築庭をする際に、豊後から岩を運んできたものだそうです。

龍福寺の山門前には「大内氏遺跡 館跡」と刻まれた石碑と説明板が設置されています。

藩庁門手前の堀で、昭和の県庁改築の際に復元されたそうです。