城趾の南東側の登城口です。結ステーションなどでいただけるパンフレットに記載してありました。付近には天空の城の写真看板（道標）が多くあり、スムーズに登城口へ行けます。電気柵を越えて登っていきます。杖もありました。

洪泉寺東のトンネル横（位置情報）から登城しました。写真付きの（天空への小径）の道標が付近に沢山あり、大野城展望スポットの南曲輪まではメートル表示もあります。
戌山城の見所は南曲輪から少し北へ進んだ主郭周辺で、竪堀群や堀切がよく残っていますが、夏季は草木がよく茂っていました。

一族の朝倉景鏡が寝返り、義景に（一乗谷を捨て大野に逃げるよう）進言しましたが逆に軍勢を率いた景鏡に攻め込まれ、この地で自害して果てました。周りにはわずかな近臣しかいませんでした。
一乗谷は攻めづらそうな地形ですしね。
その後、義景の母と次男の愛王丸は織田軍に捕まって殺害されました。
墓所は綺麗に整備され明るささえ感じる場所でした。

幕末期大野藩の財政再建に大きな功績を残した家老・内山良休を輩出した内山家の屋敷です。

この用水を境に西側のお城寄りが武家屋敷、東側が町人屋敷でした。この辺り雰囲気があって散策に良いです。

武家屋敷旧田村家の庭園内の築山は戦国時代に作られた大野城の外堀沿いの土塁の一部だそうです。
これを山に見立て、滝石組も作られています。
武家屋敷内に入らなくても、東の道路側からも土塁を見ることはできます。

大野藩の家老を務めた田村又左衛門の屋敷を解体復元したもの。
風車が飾ってあり城下町の映えスポットになっています。

8歳で土井家を継いで大野藩主となり、19歳で大野へ。藩政改革によって財政を立て直し、身分を問わず優秀なら人財を登用するなど、名君として知られています。

どっしりとしていて落ち着いた雰囲気があります。

手を振ったら見えそうな感じがします。

金森長近公の最初の夫人の名の付いた池。この辺りの石垣は特に古いそうです。

本丸南のこの門は武家屋敷の門が移築されたものだそうです。

武者登りと違って駕籠でゆらりと天守曲輪へ行けますね。

昭和43年に再建されました。

急階段が小さな枡形を形成していて、個人的に萌えポイントです。

駕籠道とは違い急階段。野面積みなのに、細かいお仕事だなあと感じます。

大野城初代城主金森長近公像。噂のマスター感はありますが、大野の街を見守ってくださっています。

金森長近像の下段にあります。

百間坂から上がってきたところ。

本丸まで１０分もかからないです。途中百間坂への道と分岐します。