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黒まめさん
世界遺産 姫路城を鉄骨でつつむ。 よみがえる白鷺城のすべて

平成の大修理について書かれています。一般人は、「きれいになったな」程度ですんでしまいますが、携わった人たちにとっては、魂の全てを込めた大事業であったことがグイグイと伝わってきます。国宝であることと世界遺産であることで課せられる多くの制約のもと、現代の技術力だけでは成し得ない大仕事をやり遂げた職人の気概に脱帽です。


黒まめさん
ヘンテコ城めぐり

今までのお城ガイドと同じく見所を説明してくれるのですが、「そこか❗」的な所を教えてくれる本です。城は地域別ではなく、テーマごとに分けられています。そしてRPGのように城ごとにパラメーターがついています。5つのパラメーターのうち、「防御力」「映えレベル」「知名度」「アクセス」の4つは共通ですが、5つめがその城ごとに違い、おもしろいです。
例えば「ワッフル売り上げ量5」とか「ボラ想い5」等です。それぞれどこかは読んでのお楽しみです。


こーたさん
名城と合戦の日本史 (新潮文庫)

(文庫でなく新書版の感想)琉球王国統一戦争から始まり西南戦争まで、年代順に城を巡る戦いを網羅。巻末を見たら『週刊名城をゆく』に連載していたものを加筆編集したと。布陣図や家系図なども随所に使われており、読み物というより事典のように活用できそう。
個人的には、桶狭間の戦いに関して当時の海岸線を知り、目から鱗。鳴海城の辺りまで入り江になっていたとは。干拓・埋立てが進んだ現代では全く想像し難い、城や砦が設けられた意図が見えてきました。


こーたさん
「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業

明智家の子孫という著者が、本人曰く理系の視点で論理的に本能寺の変の真相を解き明かそうとしたもの。諸説を「変だ」でバッサバッサと斬っていく。もちろん真相には至っていない。真相が突き止められていたらニュースになってますから。『本能寺の変 431年目の真実』も読んでみますか。


伝もものふ山田(ヤマー)さん
信長の忍び外伝 尾張統一記 1 (ジェッツコミックス)

戦国4コマ漫画「信長の忍び」のスピンオフ作品で、信長が尾張統一を果たすまでを描きます。ギャグ漫画ですが、信長公記などの史実に基づいており、信長の抹香投げかけ、道三との会見などの名シーン?も忠実に再現されています。
全3巻で気軽に読め、笑いながら勉強にもなりました。
「信長の忍び」の主人公「千鳥」も少しだけ登場します(千鳥ファン歓喜♡)


黒まめさん
歴史REAL戦国時代大図鑑 (洋泉社MOOK 歴史REAL)

とにかく目で見て楽しめます。旗印や馬印等をビジュアルで見せてくれる面白さはもちろんですが、戦い方(長鎗の使い方)陣の編成等は「へぇそうなんだ❗」と驚きがいっぱいでした。


鰤王(仮)さん
戦国無双 キャラクターズ真書

戦国無双の登場人物・登場ステージ(大坂の陣等)を中心とした解説書ですが、操作方法などの説明もないためゲームの攻略本ではなく、私の中での分類では一冊の歴史の本です。
真田幸村他14人のプレイヤーキャラクター(架空の人物も含みますが)解説29頁・その他の登場キャラクター162人の解説62頁・9つの合戦の登場ステージの解説40頁の3部構成で読み応え十分でした。
キャラクターによって取扱量の差はありますが、井戸良弘・七里頼周はなかなかお目にかからない人選で面白かったです。
桶狭間の戦い~大坂夏の陣までの9ステージの解説には、布陣図と参戦武将が掲載されているのも分かりやすくて良かったです。


まーPさん
戦始末 (講談社文庫)

短編集なので読みやすいと思います。基本的に負け戦の殿軍の物語です。まぁ、一番好きな話は籠城戦でしたが。
タイトルの戦始末。最後の作品まで読むと納得出来るのではないでしょうか?


黒まめさん
駒姫: 三条河原異聞

 最後は歴史的事実なので、手に取るのを迷いましたが、結局読んでしまいました。最上義光への見方が変わりました。駒姫の最期が悲劇なのは周知の通りですが、本の最後には救いがありました。


まーPさん
戦国のコミュニケーション〈新装版〉: 情報と通信

何で手に取ったのか覚えていませんが、目次の長尾為景、出羽山伏、情報の錯綜などで読まねばとなりました。
情報の伝達についてどうしても現代の感覚で考えてしまいますが、当時の一端を知ることのできる良書だと思います。
そして、今の世でも思う確かな情報獲得の何と難しいことか。北条氏政氏を笑うことは出来ません。

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今日のレビュー

燃えよ剣(上) (新潮文庫)

司馬遼太郎の代表作であり、幕末の騒乱期、新撰組を描いた歴史小説です。
筆者は、元新聞記者であり、徹底的に調べてから書くスタイルなので、時代考証も信頼出来ると思います。
子供の頃から活字嫌いで、本を読むことが苦手であった私でさえも夢中にさせられました。
京都の通り名と地名、関西から北海道の由縁のある名所からお城まで、聞いたことのある場所、知っている場所も沢山出てきたので、どういう軌跡を辿っていったか容易に想像すること出来ます。
機会をみて巡りたいと思います。

対になる作品、「竜馬が行く」も同時期に書き上げたらしく、次に読もうと思います。

デュラけんさん)

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