団員が投稿した書籍のレビューを最新順で表示しています。
当時のそのお城の歴史や、動きが解る立体城郭図とでも言っておきましょうか、現地に行って写真を撮り、そのあとに比べて見ると再現度が非常に高い事が解る鳥瞰復元図です。
最近では、香川元太郎先生の鳥瞰図は全国の資料館などでも見掛けることが多くなりました。
少しお値段の方は高いですが、納得できる一冊です。
攻城団の江戸城ガイドツアーでガイドをつとめていただいた黒田さんの著書。この本を読んでガイドをお願いしようと決めた本といったほうが正しいか。
ツアーで案内していただいた皇居東御苑を歩くコース以外にも江戸城の遺構をめぐることができるさまざまなコースが紹介されているのでオススメです。
中世武士選書シリーズはすべて渋すぎるラインナップだと思っていますが、その最たるものの一つではないでしょうか。本庄氏・色部氏と聞いて「ああ、上杉の」と言える人はどれくらいいるでしょうか。そんなローカルネタ満載のこの本を紹介する理由は、本庄繁長が大好きだからです。村上城・平林城が気にいった方々ならさらにオススメします。謙信登場前史も面白いですよ。
これおもしろいですよ。
ディスりながらも模擬天守にあふれる愛を注いでいます。この本を読んで、あやしい天守の制覇にかきたてられました。本格遺構を楽しむのも当然によいですが、模擬天守を訪ねて怪しき楽しき悲しきおもしろい人間模様を楽しむのもまた一興、という気になります。
ガイドツアー参加者限定特典ではありますが、そのクオリティーの高さに驚かされました。
見所毎に団員の撮った写真を取り入れたり、説明もしっかりポイントを絞り、見やすく読みやすい内容になってます。
攻城団らしさが詰まった一冊だと思います。
イラストレーターの安西水丸氏が小さな城下町を訪ね、温かみのあるイラストとともに城や城下町のたたずまいを紹介したエッセイ。「城址の楽しみの一番は縄張り」という筆者が歴代藩主や歴史的事件、その城下町を舞台とする小説や城址以外の見どころ、町の名物まで紹介している。筆者が感じるままを押し付けがましくなく書いているのが良い。
東国の城の進化の様子を14の城の復元イラストと縄張り図で解説した一冊。城は戦いに備える軍事施設と考える西股氏が、地形や任務・歴史的背景・戦い方の変化等の様々な要因によってオーダーメイドの城が作られていった過程を語る。縄張図を読めなくても、香川さんの鳥瞰イラストで城の全体像が一目瞭然。どれも個性的な城ばかりだ。
小学2年生で城に魅せられて以来、城めぐりがライフワークという著者による「江戸城」の紹介。外郭まで含めた総面積約2,082haという日本最大の城を余すところなく解説。築城の歴史はもちろん、天守・御殿・石垣にそれぞれ1章を割き、実際に城を見るときのポイントを内郭と外郭に分けて詳しく紹介している。これから江戸城を見に行こうという人は、見るべきポイントを押さえることができるし、行ったことのある人はまた行きたくなるはず。
戦国の城=土の城を歩きたい人に首都圏(千葉・埼玉・東京・神奈川)に残る城跡を紹介する。実際に訪ねた時の城の見方、見落としてはいけないポイントを縄張図と写真で解説。巻頭の小机城をはじめ入門編から中級編まで、「歩きやすくわかりやすい」をコンセプトに21の城跡を紹介している。
天守や高石垣のない戦国の城=土の城の魅力を伝える、初心者が城歩きを楽しむための入門書。城の仕組み(防御施設)や縄張り図の読み方、実際に土の城に行った時の楽しみ方を伝授している。歩きやすくわかりやすいという観点から選んだ28の城を紹介している。
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