明神山から送迎山城に行く行程で、舗装された林道を左にあがらず右に進み、尾根伝いに進みます。

明神山頂上の外周遊歩道から藪の小径を進みます。ここから倒木や藪と格闘して舗装された林道にでたら左手を登って途切れた辺りから城域です。

府道の案内標柱から150ｍ行った民家を左折してそこから民家の裏沿いに進むと、城域への標識が立っています。ほどなく、本丸(虎口)への階段に着きます。

登城口に案内板がありその後は随所に案内矢印がありますので迷いませんが、そこそこの山登りです。城址碑もりっぱで要所に堀切があり見どころ満点です。

お墓の上の藪化している堀切から城域に入れます。(少し勇気がいりますが…)

ふもとから少し大変ですが、歩きがお勧めです。「倭姫命祭祀跡」の案内矢印の通り進んで山に入ると櫓台のような場所を降りたところが「倭姫命祭祀跡」になっていてこんもりと小山になっています。近くに物見台らしい遺構も見られます。

「文祢麻呂墓」から攻城するかたは、林道を突き当りまで進んで藪を突入すれば城域です。あとは、要所に矢印案内がありますので見どころの「出の丸跡」まで迷いません。

大阪側の万葉の森駐車場から登山・登城するのがお勧めです。駐車場にはトイレも完備しています。主郭のある雄岳の頂上には舗装された登山道を休憩なしでも30分はかかります。途中急坂もあり本格的な低山登山です。

隠龍寺の入り口を右に見て林道を進むと西の橋に矢印看板がありますので迷いません。また登城口にも矢印案内がありますので、広めの郭にとりついたら右側の上り空堀道を登って行きます。堀切をふたつ慎重に乗り越えたら北側にりっぱな畝状空堀群が見られます。

車の場合、近くの「腰神神社」の駐車場に停めるよう案内が変更になっています。

当面、境内の見学はお控えくださいと立札がありましたので、攻城をお考えのかたは事前に調べて行かれることをお勧めします。