ハチロク

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直木賞作家、今村翔吾の塞王の楯を読んだ。
石垣の穴太衆と鉄砲の国友衆の物語である。
石垣について結構詳しく書いてあり興味深かかった。物語は関ヶ原前日の大津城の攻防で東軍側の国友衆の大筒対西軍側の穴太衆の石垣の対決になる。石垣と言えば石を組み上げその上に櫓や門を置き防御のイメージがあるが物語では戦の最中に石を組み上げたり壊したりして大筒に対抗する。実話か創作かわからないが石垣のイメージが変わった。石垣に興味がある方は読んでみることをオススメします。

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平安京の四〇〇年:王朝社会の光と陰

10月の定期ライブで榎本先生が推薦され、かつ来年の大河ドラマが平安時代が舞台と言うことで、予習のつもりで手に取りました。はっきり言って平安時代に関する知識はあまり有りませんでしたが、この著書には桓武天皇が都を平安京に移してから、摂関政治、院政、そして武士の時代までの約400年の貴族の権力闘争や平安京に住む人びとの営みを知る事が出来ました。特に関心を持ったのは平安京のトイレ事情で、汚い話もあり詳細は割愛しますが、テレビや映画ではなかなかお目にかかれない事なので興味深く読ませて頂きました。来年の大河まで時間はそう有りませんが、その前に是非読んでおく一冊だと思います。

まーちゃんさん)

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