長野の山城を調べる際には、『信濃の山城と館』という本が最適です。この本は、宮坂武男氏による長野県全域の城郭遺構ほぼ全てを調査した記録をまとめたものです。
ちょっとした物見から、本格的な山城、もはや全く遺構のない館跡、こんなところに城があったのと驚いてしまうような場所まで、全て縄張り図付きで解説してあります。しかも、1巻だけでも相当なボリュームなのに全8巻の構成。世の中には本当にたくさんの城があるのだと思い知らされます。
長野県内の大抵の図書館には置いてある書籍なので、長野に攻城に訪れる際は一読してみてはいかがでしょうか。
名古屋城(愛知県名古屋市) を攻城 |
大阪城(大阪府大阪市) を攻城 |
古渡城(愛知県名古屋市) を攻城 |
犬山城(愛知県犬山市) を攻城 |
掛川城(静岡県掛川市) を攻城 |
岐阜城(岐阜県岐阜市) を攻城 |
長浜城(滋賀県長浜市) を攻城 |
岡崎城(愛知県岡崎市) を攻城 |
清洲城(愛知県清須市) を攻城 |
彦根城(滋賀県彦根市) を攻城 |
名古屋城(愛知県名古屋市) を攻城 |
墨俣城(岐阜県大垣市) を攻城 |
加賀野城(岐阜県大垣市) を攻城 |
大垣城(岐阜県大垣市) を攻城 |
駿府城(静岡県静岡市) を攻城 |
名塚城(愛知県名古屋市) を攻城 |
長篠城(愛知県新城市) を攻城 |
吉田城(愛知県豊橋市) を攻城 |
小田原城(神奈川県小田原市) を攻城 |
品川台場(東京都港区) を攻城 |
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僕らは攻城の折に、何もない城址だとつい「残念ながら遺構は見られない」と思い、書いてしまいますよね。事実そう感じてしまうことで仕方ない。そんな中でも何かいい所を見つけて書きたいものです。そんなご同輩や私に、この本!
城って、造るのが大変で注目されるのはそこだと思いますが、落城することもあれば、天災で壊れそのまま廃城になることもあったわけで、そうした例を数多くの文献を引用して紹介してくれています。完全に破却される城がある一方、現代も遺構がある城址も存在する訳や、植栽の手入れやごみ・糞尿の処分などメンテナンス、門限や賭け事などのルール(城掟)といった生活観まで教えてくれます。
城掟ってものが残っていることを知りました。機会があれば見てみたいな。
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