南側の墓地に車をとめて登城。堀底道をのんびり北に歩いて本丸へ。
本丸は下草が短く刈られており、綺麗に整備されており、東側斜面の木々が伐採されており、見晴らしがよい。

本丸の高石垣は地震によって一部が崩落しており、その直下は立入禁止であるが、少し離れて普通に石垣を見学するには、特に問題はない。

山麓に6台分程の駐車スペースが設けられている。登山道はよく整備されており、勾配も緩やかで歩き易い。
二の丸の南面には、広い範囲で石垣が残っている。

案内板がある楯之内公民館付近が二の丸跡、公民館の西側の皇太神社が本丸跡であるが、周辺は宅地化が進んでおり、高擶城の明確な遺構は見つからない。

登城口は城山の西側を通っている県道32号線沿いにあり、登城口からはさらに奥まで車道が敷設されている。車道の突き当りには、8台分程度の駐車場が設けられている。
城山の東側の木々が大胆に伐採されているため、道は明るくて山城によくある鬱蒼とした雰囲気は感じられない。