ならくま

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春の18きっぷ2回目は、3月16日に平城の城址碑巡りをしようと大垣方面に向かい、只越城、長松城、和泉城、西保北方城の4城を攻城したものの、城址碑巡りだけでは満足できなくなり、予定を変更し、米原の太尾山城を攻城してきました。青岸寺側から登り、北城見学後南城に向かう途中で雨が降り出し、もう少し居たかったのですが、足早に下山しました。それでも、堀切、土塁は確り見学できたので、攻城して良かったです。

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図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

まーちゃんさん)

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