9月の三連休の初日、9月16日(土)に今年も団員総会を開催しました。
会場は来年の大河ドラマが平安時代ということもあり、平安京の精巧なジオラマがある京都アスニー(京都市生涯学習総合センター)の大部屋(和室)を借りました。
当日のレポートを書きましたので、予定が合わず参加できなかった方もこれを読んで「来年は参加したい!」と思ってもらえるとうれしいです。
参加者は去年よりさらに増えて、団員だけで40名となりました。
ホテルの宴会場以外で50人くらいが入れる場所を探すのがだんだんとむずかしくなってきてますが、今回の会場も広い和室を借りることができました(去年の会場も良かったですけどね)。
ぼく自身、正座ができないし、参加者にはひざや腰が悪い人もけっこういるので、和室じゃなくテーブルと椅子を希望する声は毎年出るのですが、初回の会場が(ホテルでやったこともあり)結婚式の披露宴みたいでぼくのイメージとかなりギャップがあったんですよね。
むしろ壁際に椅子を並べて、立食形式にしたほうがいいのかも。
あと今回いくつか新しい取り組みをおこないました。
会場代がけっこう安かったこともあり、午前と午後の合計8時間借りて、弁当付きにしました。懇親会もこれまでよりたっぷり時間を確保できたと思います。
また去年の参加者アンケートに「懇親会だけじゃなく、講義を聞きたい」とあったので、榎本先生に来年の大河ドラマの予習になるような話をしてもらいました。
当日配布した資料を共有します。
その後、施設1階に移動して、みんなでジオラマ見学に。
ほんとに精巧にできてるんだけど、平安京全体のジオラマなので御所周辺が遠すぎてよく見えないのが難点です。
御所から藤原道長の屋敷までのルートとか、その近所にある紫式部の生家とか、ほんとはそういうジオラマを使った「ぶらり平安京さんぽ」的な解説もしたかったのですが、ちょっとむずかしかったですね。
お弁当タイムはぼくが攻城団のこれまでの歴史を話しました。
これは黙食推進のためでもありますが、ここ数年入団された団員の方々にも紆余曲折があっていまの攻城団ができているし、そもそも運とか縁とかいろんな偶然が重なって、現在につながっていることを知ってほしかったのです。
運とか縁とかという意味では、今回初めて話した2年で3回も入院してた件とか(うち1回は名古屋城での団員総会を延期することになったので公表済みですが)、半年ほどアルバイトに出てたとか、まさに攻城団に歴史ありという内容でした。
どれも良い話ではないのですが、そういう荒波をどうにか乗り越えてきた事実は事実だし、いまとなっては笑い話にできるので今回話すことにしました。
これも当日配布した年表を共有します。
その年に入団した団員(今回の参加者)も載せてますが、長い人だと8年とか使ってくださってるわけで、ほんとにすごいことですね。
午後はいつもの団員総会です。
まずは参加者の自己紹介、今回は事前に自己紹介を記述してもらっていたので、当日はひとり1分でお願いしました。たぶん去年は自己紹介だけで2時間近くかかってたので、半分くらいに短縮できたかな。
でもまだ1分をかなりオーバーする方が何人かいたので来年はもうちょっと考えようと思います。人前で話すのが苦手な人もそうじゃない人もいるわけですが、機会は平等であるべきだと思うので、制限時間はきちんと守ってもらうようにします。
緊張して話し過ぎちゃうケースがあるのもよくわかるので、みんながうまく1分で話し終わるような仕組みをご存知の方がいたら教えてほしいです。
そのあとはテーブルにわかれて懇親会へ。
昨年の反省も活かして、強制的な席替えなどもしつつ、できるだけいろんな人と話してもらえるようにしましたが、参加者アンケートを読むかぎり好評のようでした。
ただこのあたりもテーブルの最適数とか、テーブルあたりの人数の最適解が見つかってなくて、毎回試行錯誤しています。
ぼくは孤立してそうな人がいたらすぐ近づけるように引いて見てるのですが、去年も今年もそういう事態にはならず、結果的にぼくの休憩時間になっちゃってます。やることはいっぱいあるし、この日はランチも抜きだったのでいいんだけど。
最近は職場や学校で「お城が好き」と言っても驚かれることは減ってると思いますが、とはいえ会話が弾むことも少ないでしょうから、団員総会や毎月Zoomを使って開催しているオンライン評定などの場は貴重なお城トークの場ですよね。
趣味があれば心に余裕が生まれるのはコロナ禍でぼくらが学んだことのひとつなので、うまく機会を活かしていただければうれしいです。
なお昨年はマスク着用を義務にしていましたが、今年は5類移行後ということもあり参加者各自の任意としました。ただし参加者には日頃からの感染予防をお願いし、消毒液やウェットティッシュなどの準備はしっかりおこなっています。
今回の会場は茶室っぽいスペースがあったので、最近お茶を習い始めたというはつみんさんにお願いして、茶会を開いてもらいました。
むずかしいことはおぼえられないので、まずは基本中の基本を教えてもらいつつ、なんとなくの流れを体験させてもらったのですが、なかなか楽しかったです。
招待客が複数人の場合、主人と話せるのは代表者のみ、というルールもサッカーの試合でキャプテンだけがレフリーに抗議できるみたいな話としてしっかりおぼえました。
今回はたまたまオンライン評定のときに話して決まった企画でしたが、みんなが身につけた知識や技術を少しずつシェアしていくのはいいことですよね。
まさに攻城団が掲げる「ゆるやかなギブ・アンド・テイク」の実践例だと思いますし、今後もいろんな団員に先生をやってもらいたいものです。
懇親会の途中にくじ引き大会をやりました。
うちに余ってるグッズとか、2冊買ってしまった本とか、新グッズの試作品とか、ひとり1個は持って帰れるように用意しました。
黒まめさん手作りのぼんてんとまるのスマホクリーナーも提供してもらったので、かなり豪華になってます。
くじの順番でそのまま席替えしたのも進行上はスムーズでしたが、もうちょっと広い場所が必要でしたね。
最後に今回の参加記念グッズを紹介します。
まず資料を持って帰れるようにと、A4サイズの紙が入るポリ袋を用意しました。ぼんてん・まるのイラスト入りです。
さらに、ぼんてん・まるの新しいポストカードと、京都をイメージして描いてもらった「ご当地ぼんてん・まる」のイラストを使った記念缶バッジをつくりました。
ポストカードはいっぱいつくったので、そのうちオンラインショップで無料配布しますね。
なお全体のスケジュールはこんな感じでした。
そんなこんなで1日たっぷり使って楽しんだ団員総会でしたが、たぶん参加者の感想は来月6日のオンライン評定で聞けると思います。
来年はぜひご参加いただきたいですし、先日お知らせしたように「城たび」のツアーなどほかにもイベントは増やしていきたいと思ってますので、みなさんと会える日を楽しみにしています!
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
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