鳥居の両サイドには高く重厚な土塁があり、参道で破壊されているものの、桝形虎口であったとされます。
西の空堀側にも張り出しています。
本丸背後や北側の土塁は一層高いです。
徳谷神社が城趾に建ち、本丸、二の丸、三の丸の三段になっています。 いきなり鳥居前から深い5号堀が現れ、参道で一部破壊されてはいるものの、大きな土塁の虎口が現れます。
三の丸西側、神社の鳥居外側の空堀。
鳥居の両サイドには高く重厚な土塁があり、参道で破壊されているものの、桝形虎口であったとされます。 西の空堀側にも張り出しています。
本丸、二の丸、三の丸とも取り巻く土塁がよく残っています。三の丸には古井戸もあります。
南側にも虎口があったようで、桝形が残っています。
本丸の南東に桝形虎口があり、そこを守るように本丸の東側に1号、2号の二重空堀があります。 また二重空堀の南側に連続馬出しがあります。 深く大きい空堀ばかりで迫力があります。
丸馬出しから見た1号堀。張り出し部分もあるのかな、という感じがします。
土塁の縁取りもあります。1号堀を跨いでいます。
わかりにくいですが、土塁で縁取られた長方形の馬出しになっています。 南の角は河岸段丘の地形なりの角を利用してのかな?という感じ、北の角は横矢などの張り出しを意識したものかもしれないと思います。
1号堀の東外側の2号堀。北側の道路で分断されていますが、しっかり一部分は残っています。 ちなみに道路部分は本丸北側の堀があったようで、北に隣接する施設が大きな副郭であったそうです。往時は城域も広く技巧的な城趾だったと思います。
敵になって考えたら虎口まで行くのに至難の業です。
堀はカーブを描いています。草木はありますが、神社内ということもあり、大きな木が多く、それもステキです。
重ね馬出しの外側の4号堀は3号堀よりも高低差があるようで、掘底はかなりぬかるんでいます。
堀から見上げると隅が鋭角的になっていて、角馬出しだなあ、とよくわかります。
本丸の南東に桝形虎口があり、そこを守る形で連続馬出しがくっついています。また二重堀切も連動している感じ。
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