高松城
高松城

[香川県][讃岐] 香川県高松市玉藻町2-1


  • 平均評価:★★★★☆ 3.60(55位)
  • 見学時間:1時間4分(66位)
  • 攻城人数:2698(35位)

高松城天守 地下1階の発見

高松城天守 地下1階の発見
hiro.E

 高松城の天守台には、かつて3重5階(3重4階+1階)建ての天守が建っていました。右の写真に写っているのは松平頼重(まつだいらよりしげ)は生駒期の天守を改築し、寛文10(1670)年に完成した天守です。この天守も老朽化により明治17(1884)年に取り壊され、その跡に初代藩主頼重を祀る玉藻廟(たまもびょう)が建築されていました。
 石垣修理工事に伴い、天守台の発掘調査を実施しました。調査の結果、天守が建てられていた当時の地下1階の基礎構造がほぼ明らかになるという大きな成果をあげました。
 天守の地下1階は東西13.6m、南北12.2mの空間の中に、「田」の字状に52個の礎石が並べられ、さらに礎石で区切られた4箇所の区画中央にはそれぞれ掘立柱が建てられていました。礎石には土台の痕跡が残っており、そこから地下1階が当時の寸法で東西六間、南北五間であることが判明しました。この寸法は「小神野筆帖」(おがのひっちょう)という文献に記された内容と合致しており、文献の記載が正確であることが判明しました。
 発掘調査成果とあわせて、城内に現存する櫓との比較や、古写真・絵図・文献資料でも分からなかった、内部の階段位置や各階の内装についての情報はいまだ得られておらず、今後の新資料の発見と調査の進展が待たれるところです。

   

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カメラ情報

機種名Canon Canon EOS M2
ISO100
F値11.0
ホワイトバランスオート
シャッタースピード
レンズ焦点距離24.0 mm
フラッシュフラッシュ未発光、強制発光モード
露出モード自動露出
露出時間1/125
画像方向水平(標準)

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