桜井城跡に設置されてられている案内板の内容を紹介します。
市指定史跡桜井城址
昭和四〇年十一月三日指定
碧海台地が湿地帯へ舌状に突出した天然の要害に築城された平城です。
豪族小浦喜平治が城を構えたといわれ、一四七一年(文明三)松平信光の安祥城進出により、松平氏の支配下に入ったと推定されています。一五二〇年代松平親房(安祥松平初代松平親忠の三男)の居城となり、ついで信定(二代松平長親の三男)が城を整えました。
二代清定―三代家次―四代忠正―五代忠吉と継ぎ、一五九〇年(天正一八)六代家広が、徳川家康の関東移封に従い、武蔵国松山城に移り、廃城となりなした。安城市教育委員会