要害山城
要害山城

[山梨県][甲斐] 山梨県甲府市上積翠寺町


  • 平均評価:★★★☆☆ 3.22(--位)
  • 見学時間:1時間13分(--位)
  • 攻城人数:1091(151位)

要害山城の案内板

要害山城に設置されている案内板の内容を紹介します。

要害山
 要害城は、永正17年(1520)に武田信虎が築いた山城です。居館と政庁を兼ねた武田氏館に対し、緊急時に立てこもる詰(つめ)の城としての役割を担っていました。信虎・信玄・勝頼と三代にわたって使用され、武田氏滅亡後も修築・再整備されました。
 城は山腹から主郭にいたる通路に沿って、枡形虎口(ますがたこぐち)や郭(くるわ)が複雑かつ連続的に付設されているほか、竪掘(たてぼり)や堀切(ほりきり)を要所に設けて防御を固めています。山頂の主郭には、規模の大きな建物が存在したものと推定されます。
 南東尾根上には支城の熊城(くまじょう)があり、深い堀切で区切られた連続的な小郭と畝状竪掘(うねじょうたてぼり)が特徴的です。また、ふもとには根古屋の地名が残り、城番を勤める武士の屋敷が想定されています。
 要害城は熊城とともに遺構の保存状態がきわめて良く、記録が豊富に残されているなど、戦国期の山城の様相を今日に伝える貴重な山城です。(平成3年3月30日指定)
   

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今日のレビュー

戦国の終わりを告げた城―八王子城を探る (ロッコウブックス)

おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。

赤ヱ門さん)

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