龍王山城
龍王山城

[奈良県][大和] 奈良県天理市田町


  • 平均評価:★★★☆☆ 3.38(--位)
  • 見学時間:2時間29分(--位)
  • 攻城人数:111(964位)

龍王山城の案内板

龍王山城に設置されている案内板の内容を紹介します。

龍王山城(りゅうおうさんじょう)
 龍王山城(りゅうおうさんじょう)は、奈良盆地(ならぼんち)の東(ひがし)にそびえる竜王山頂上(りゅうおうさんちょうじょう)(標高(ひょうこう)五八五メートル)に築(きず)かれた山城(やましろ)である。城(しろ)の範囲(はんい)は北城(きたしろ)と南城(みなみしろ)に分(わ)かれ、奈良県(ならけん)に残(のこ)る城跡(しろあと)では最大級(さいだいきゅう)に含(ふく)まれ、信貴山城(しぎさんじょう)に次(つ)ぐ規模(きぼ)である。中世(ちゅうせい)・大和(やまと)の有力豪族(ゆうりょくごうぞく)である十一氏(といちし)の山城(やましろ)として発達(はったつ)した龍王山城(りゅうおうさんじょう)は、十六世紀(せいき)に記録(きろく)が残(のこ)り、十一遠忠(といちとおただ)によって本格的(ほんかくてき)な城郭造(じょうかくつく)りがなされたものと思(おも)われる。
 郭(くるわ)を尾根筋(ねすじ)に沿(そ)って一列(いちれつ)に築(きず)いた連郭式山城(れんかくしきやましろ)の形態(けいたい)をもつ南城(みなみしろ)に比(くら)べて、北城(きたしろ)は本丸(ほんまる)の回(まわ)りに郭(くるわ)を配置(はいち)した環状式山城(かんじょうしきやましろ)で、石垣(いしがき)の跡(あと)も各所(かくしょ)に残(のこ)すなど、城郭(じょうかく)の特徴(とくちょう)では南城(みなみしろ)が古(ふる)い形態(けいたい)を保(たも)ち、北城(きたしろ)が後(あと)に築(きず)かれたものと考(かんが)えられる。龍王山城(りゅうおうさんじょう)は、天正(てんしょう)六年(ねん)(一五七八)に破却(はきゃく)されたが、日本(にほん)の中世(ちゅうせい)に築(きず)かれた山城(やましろ)の原形(げんけい)を良(よ)く留めており、城(しろ)の歴史(れきし)を知(し)るうえで貴重(きちょう)な遺跡(いせき)である。天理市教育委員会
   

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猛将妄想録 1 (電撃ジャパンコミックス)

いまでも定期的に読み返す一冊。たまたま見かけたこの本のおかげで攻城団にマンガという武器が加わったと思うと感慨深いです。攻城団で発表した作品を収録した続刊も出版したいと思ってます。

こうの)

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