三河山中城跡に設置されている案内板の内容を紹介します。
岡崎市指定文化財史跡 山中城跡 五六五m
岡崎城主西郷信貞の居城であったが、大永四年(一五二四)安祥に居城していた松平清康の奇襲を受け一夜にして落城した。その結果、信貞は清康に屈し、岡崎城をも明け渡すこととなった。
この城跡は、標高一九六mの山頂を中心に主郭を中心として、東、東北、西北に延びる尾根筋に郭を重ねた連郭式の遺構を残す県下最大級の規模をもつ山城である。現在残されている山城の中でも、その遺構を良く残しており、貴重な史跡といえる。昭和三十七年 六月十五日指定
岡崎市教育委員会