明知城
明知城

[岐阜県][美濃] 岐阜県恵那市明智町城山


  • 平均評価:★★★☆☆ 3.29(--位)
  • 見学時間:51分(--位)
  • 攻城人数:674(221位)

明知城跡の案内板

明知城跡、本丸跡に立てられている案内板の内容を紹介します。

明知城跡(白鷹城)
 宝治元年(一二四七)源頼朝の重臣、加藤次景廉の孫である明知遠山氏の始祖、景重の築城による遠山氏累代の居城であった。天険の地形を巧みに利用した山城で、土盛砦として保壘数大小二十三ヶ所を備え、原型のまま残されているのは日本でも数少ない山城として県の指定文化財となっている。
 天正二年春(一五七四)武田勝頼二万の大軍を以って、東濃の諸域を攻略、三河、尾張、遠江、駿河への拠点明知城を目指す。城主遠山一行(かずゆき)が叔父利景とともに急を織田信長に報じ兵五百とともに之を護る。
 信長、事の重大さを思い明知城を授けんと、子、信忠とともに兵三万を率い明知城の西方鶴岡山に布陣するも、武田の将山県三朗兵衛昌景千騎を以って信長の退路を断つ。信長山岳戦の不利を思い、動かずやがて兵を引く。
 援軍を失った明知城は、落城した。

 県指定文化財・史跡美濃国諸旧記 甲陽軍鑑
恵那郡誌 明知年譜
   

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戦国の終わりを告げた城―八王子城を探る (ロッコウブックス)

おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。

赤ヱ門さん)

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