森寺城跡に建てられている案内板の内容を紹介します。
氷見市指定史跡森寺城跡
昭和48年1月30日指定
氷見市森寺字城山2479番地外
中世の史料に「湯山(ゆやま)」として登場する市内最大規模の山城である。16世紀初め頃、能登畠山氏の支城として築かれ、その後上杉謙信・佐々成政が利用した。城中心部には約1km上流から運んだ河原石を用いた石垣がよく残されており、発掘調査では幅3.2mの石敷きの大手道が確認された。これらは佐々成政による改修によって築かれたと考えられ、織田信長の天下統一事業の足跡を示す遺構として注目される。氷見市教育委員会