板迫谷順路入り口の奥にある駐車場で、この先は石積櫓へ行けるそうですが、通常の登城路ではないので、行かないほうがいいそうです。ここから少し戻ると、弓形砲座への登城口があります。
板迫谷順路入り口の奥にある駐車場で、この先は石積櫓へ行けるそうですが、通常の登城路ではないので、行かないほうがいいそうです。ここから少し戻ると、弓形砲座への登城口があります。
駐車場から少し戻った先にある登城口で、本来は中央に見えるコンクリートの道を左へ登っていくのですが、右側の2本の丸太の右側から入ると、山道があり、そこから左へ登るほうが分かりやすいと思います。
写真では分かりにくいですが、かなりの急勾配となっています。
弓形砲座ヘ向かう途中に石塁があります。弓形砲座と同様に綺麗な状態で残っています。
弓形砲座への登城路、もとい長岩城最大の難所。両側が断崖絶壁になっています。元々は左側の支柱にロープがあったそうですが、現在はなくなっています。この先に行くコツとしては、両手両足を使って四つん這いになり、目線を尾根に近づけて、崖を見ないようにすると、恐怖心が和らぐと思います。戻りは尻餅をついた状態で、支柱を掴みながら目線を足元に集中すると良いと思います。無理だと思ったら引き返したほうがいいです。
側面から見ると、このような形をしており、地形に合わせて弓形状に造られています。石積櫓より少し小さいです。
弓形砲座の銃眼は1ヶ所で、上部に設けられています。
見張りを兼ねた砲座で、昭和57年(1982)に補強工事がされているそうです。
この先に弓形砲座ヘ続く細尾根があります。右側のロープに沿って岩に張り付きながら登っていきます。
中村バス停の近くにある分岐路で、この先に弓形砲座へ行くための駐車場と登城口があります。
本丸、石積櫓方面ヘ行く登城口の近くにある駐車場で、左側にある、のぼり旗の下から登城口に行けます。
駐車場から少し下った場所にあり、真ん中の畦道を通って行きます。
記帳所の引き戸を開けると、記帳とパンフレットが入っています。記帳では全国各地から攻城された兵(つわもの)たちに思いを馳せることができます。登山用の杖も置いてありますので、借りて行くと良いと思います。
防獣柵を抜けて左手に行くとあります。根石が発見され、それをもとに付近に散乱していた石で復元されたそうです。
二之城戸の手前にあり、ここから上方に向かって右へカーブしていく長大な堀跡が残っています。
石積みの根石は上の方の岩まで続いて残っています。
二之城戸の沢を渡った先にある石塁で、この先から少し登っていくと、三之城戸があります。
防塁は65mあり、更に岩の上からは本丸まで132mあるそうです。
この周囲には馬蹄型に切り立った高い岩に囲まれ、岩湾状の天然の防備が出来ているため、ここに陣屋が置かれたそうです。
陣屋跡から少し北側に登るとあり、三之城戸に向かって鉄砲が撃てるようになっていると思われます。
長岩城で有名なアルミ製のハシゴで、この先に石積櫓があります。上部のハシゴは不安定でぐらつきますが、ハシゴの先端にロープが括り付けてありますので、ハシゴの側面とロープを一緒に掴むと安定します。戻る時も、ロープを引っ張りながらだとぐらつきが軽減され、安定すると思います。
弓形砲座と同様に、昭和57年(1982)に補強工事がされているそうです。
石積櫓の銃眼は、ほぼ中央部に3ヶ所設置されています。
楕円形砲座。全国に類例を見ない遺構で、長岩城で最も評価が高いものだそうです。
陣屋跡から馬場ヘ向かう途中にあります。こちらからも三之城戸に向かって鉄砲が撃てるようになっていると思われます。
山上を平地に切りならして、馬の調教をここで行っていたそうです。
岩壁を削って造られていますが、用途はわかっていないそうです。長岩城にはこうした異様な遺構が随所に点在しています。
侍たちが行動するため集結し、気勢を上げ待機していた出城跡と考えられているそうです。
ここから本丸まで石塁が延びています。
長岩城の見どころの1つで、本丸まで竪掘と石塁が続いています。圧巻です。
本丸付近の石塁は原形が完全に残っており、築城当初のままとなっています。
虎口の跡とはっきりわかる石積みとなっており、この先に本丸があります。
虎口の先にある曲輪で、この1段上に本丸跡があります。
昭和59年(1984)に長岩城址保存会によって建立された石碑で、本丸に立っています。
ここには本丸としての威厳をそなえた建造物があったと考えられているそうです。
本丸の東側にも虎口跡が残っており、こちらは搦手だと思われます。
本丸東側の一段下にある曲輪で、石塁が綺麗に残っています。
本丸東側虎口の一段下に石塁が残っています。
本丸から西之台に向かう途中にあります。
この虎口は屈折して入っていたようで、看板のある所が枡形状の空間になっています。
一文字堀虎口の先にある竪掘で、ここを登ると西之台となります。
東之台と同様に出城跡と考えられているそうです。
西之台も西側に石塁が設けられています。
西之台の南は大きな三重堀切で防御を固めており、この堀切は、西之台からの一本目の堀切となります。
西之台南の三重堀切の中央部にある堀切。堀切はいずれも東へ長大な竪掘として伸びています。
西之台南の三重堀切の3つ目の堀切で、写真では見えにくいですが左側にロープがあり、ここから下りていきます。
西之台から下りてきた先にあり、ここで城内の水を確保していたそうです。
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