• 撮影日時：2018年06月02日 11:58:26 昼
• 撮影者： 河内守泰吉
• 分類：古写真・絵画等

河内守泰吉さんの当日の行程

• 1.二の丸跡南西部の堀跡

  

  手前は石垣を使用した高山右近時代の水堀跡で、奥が和田惟政以前の空堀跡で高山右近が高槻城を拡張するために埋めたと考えられるそうです。

• 2.石垣の補強方式（高山右近時代）

  

  高山右近時代の曲輪を発掘したもので、当時は、写真中央から左側が曲輪、右端が石垣です。木樋は、曲輪の排水用、廃棄された建築材は、石垣が崩れるのを防ぐ土留めとして使用されていたそうです。

• 3.和田惟政以前の空堀

  

  断面の下部には堆積した泥土層、その上には一気に施工した埋立て層があり、この埋立て層内から発掘された陶器、漆椀から、埋立てが高山右近時代に行われたことが分かったそうです。

• 4.二の丸の様子

  

  今回の発掘で、二の丸から長さ約8.5メートル、幅約4メートルの布基礎建物跡が初めて見付かり、大きさから土蔵跡と考えられているそうです。

• 5.高山右近時代の石垣

  

  不等沈下を防止するための胴木を据えた石垣で、積み石、飼石、裏込を補強するために周囲で掘り出された粘土層を使用して、固めているそうです。また、胴木が備えられていることから、水堀だったことが分かります。

• 6.二の丸跡南西部の堀跡

  

  中央部に丸太があるのがお分かりいただけますでしょうか。実は丸太ではなく、木樋で、高山右近が空堀を埋めて拡張した曲輪の水抜き用の木製パイプと考えられるそうです。

• 7.高槻城絵図（レプリカ）

  

  仏日寺が所蔵する高槻城絵図のレプリカです。高槻市立しろあと歴史館で撮影しました。家臣の名前から江戸時代前期の高槻城下町を描いたものだそうです。

• 8.高山右近天主教会堂趾の石碑

  

  江戸時代に三の丸北郭であった現在の高槻商工会議所会館の南側に、石碑と案内板があります。

高槻城のほかの写真

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