北方初代領主戸田光賢は、元禄十年(1697)に五代将軍徳川綱吉の御前で見事な馬術を披露しました。その恩賞として時の太鼓の使用、冠木門の設置、鮫鞘の三間槍の使用を将軍家より直々に賜ったそうです。
時の太鼓の打ち上げは、徳川御三家にしか許されておりませんでした。
北方初代領主戸田光賢は、元禄十年(1697)に五代将軍徳川綱吉の御前で見事な馬術を披露しました。その恩賞として時の太鼓の使用、冠木門の設置、鮫鞘の三間槍の使用を将軍家より直々に賜ったそうです。 時の太鼓の打ち上げは、徳川御三家にしか許されておりませんでした。
西順寺に時の太鼓が納められていますが、普段は見学できるかはちょっと不明です。 6月10日の時の記念日には、昔ながらの打法で6回時を告げるそうです。その時には太鼓楼に設置されている渋川春海の板額も一般公開されます。
立派な太鼓楼でした。ちなみにお寺は近代的なコンクリ建築でした。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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