堀切の土橋が、これぞ土橋という、見本のような感じでした。

登城口が北と北東の2ヶ所あり、北側の方が本曲輪に近く歩きやすい。

今川、徳川、武田と入れ替わる支配者による改良や改築により、とても面白い縄張構成となっている感じです。見所は沢山ありますが、お勧めは主郭西側を中心に巡らされた横堀と、2の曲輪東端にある大堀切です。

慈眼寺というお寺の横を通り北側から登城しました。

先達に倣い城山の北、茶畑の脇（位置情報）より攻城。未確認ですが城山の北東、社山公会堂付近（位置情報）にも登城口があるようです。現地に縄張図等はありませんので用意しての攻城をお薦めします。横堀、竪堀、堀切を多用した見応えのある山城です。

一部通行止めの箇所がありますが登城可能でした。

東側の登城口（位置情報）から。轍の残る道を歩くこと10分ほど（最後の方は登山道）で中心部の堀切に。とくに北側の土橋が素晴らしい！

慈眼寺から東へ道なりに10分程登ると道標があり、北曲輪へ至る登城口から入りました。すぐに城域です。
本曲輪北から西の横堀は見学もしやすく見所ですが、二の曲輪北東、本曲輪南西の大堀切も良かったです。

主郭を中心に土橋、堀切、土塁などがまとまっています。遺構の残存具合も良好です。

豊岡駅よりバスに乗車、慈眼寺入口バス停にて下車、徒歩25分。北曲輪側の登城口から堀切、土塁を見ながら八幡神社のある本郭、東側の二郭を散策。社山城の蘇鉄の由来や虎口を拝見して楽しめました。