公益財団法人唐津市文化事業団によって作成された唐津城の公式パンフレットです。
唐津城は豊臣秀吉の家臣、寺沢志摩守広高が慶長7年(1602年)から7か年の歳月を費やして完成しました。築城には名護屋城の解体資材を用いたと伝えられ、城を要にした砂浜が翼を拡げた鶴のようにも見える事から、別名「舞鶴城」とも呼ばれています。その城主には、寺沢、大久保、松平、土井、水野、小笠原の諸氏が任ぜられ、明治10年に本丸跡は舞鶴公園となりました。現在の城郭は天守台跡に慶長様式を取り入れ、文化観光施設として昭和41年10月に完成しました。