山頂の主郭を中心に手入れがされています。夥しい数の帯曲輪と石積が見られます。

本丸に向かう斜面や搦手側に石積が残り、無数の段曲輪が取り巻く。途中コースを外れて4の曲輪を訪れると曲輪を仕切る土塁、石積、水の手を発見。住宅地内の登城口(位置情報)から攻城、駐車スペースあり。

正安寺上墓地に至る道路がすぐ手前で出丸をかすめて通っています。主郭だけでなく腰曲輪や出丸と広い城域に石積が点在していますが、一部は近世以降のもののようで、積み方が違ったり石が新しく見えます。南腰曲輪群にある水の手の東側は特に多くの石積が見られます。

小海線太田部駅から平賀神社を経由して徒歩約30分で登城口の一つ、瀧不動尊(瀧不動寺)に着きます。すぐ隣にある平賀不動尊の左側から登り、頂上の本丸までは15分ほど。多くの段曲輪が見られます。