歴史を勉強していると時々目にする「吾妻鏡」、その「吾妻鏡」に登場するおもしろ人間を50名紹介されています。前半は源頼朝、北条義時・泰時、和田義盛、梶原景時など歴史上名前が知られている人物が紹介されていますが、後半はこの著書で初めて知った人物が紹介されています。この50名を見ていくと、弓の達人が何と多いことか!!
印象に残ったエピソードを2、3紹介すると、和田義盛の三男、朝夷名義秀が素潜り、素手でサメ三匹捕獲する話、畠山重忠は愛馬を背負って崖を下りたり、およそ3メートルの石を持ち上げたり怪力ぶりを紹介する話、頼朝と政子の次女の三幡の治療にあたった丹波時長が、14才に三幡に薬として水銀を与えられていた話など読んでいても飽きない内容となっています。それにしても、昔の日本人は何という力持ちが多かったことか。また、昔は水銀が薬として使われていたんですね。今では想像も出来ませんが・・・と、いうことで「吾妻鏡」の内容を知らなくても楽しく読める一冊です。
タイトル | 『吾妻鏡』にみる ここがヘンだよ! 鎌倉武士 |
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著者 | 羽生 飛鳥 |
出版社 | PHP研究所 |
発売日 | 2022-09-14 |
ISBN |
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価格 | 1760円 |
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