攻城団の勉強会でアイヌ民族が関わったシャクシャインの戦いに付いて勉強するために平山氏の「シャクシャインの戦い」の著書を読み、もっとアイヌ民族について知りたいと思い、同じ平山氏が書かれた本書を読むことにしました。アイヌ民族関係の本を読むとアイヌ語の地名が多数出てきてその地名がどこを指すのか解らず理解するのに時間を要しますが、書籍名の通り、地図が多く用いられているので、地理的な事は理解しやすくなっています。この著書を読んで、東北地方にもアイヌ語が起源と思われる地名が多数存在しており、時代を遡れば東北地方にもアイヌ民族が生活していた様です。今までアイヌ民族=北海道と思っていました。皆さんがよく耳にする釜石という地名もアイヌ語から来ているとの事です。また、桓武天皇の時代より和人の侵略を受け、何度も和人にだまし討ちに合っている歴史を知る事も出来ました。北海道に行きチャシを訪れた際にはアイヌ文化も感じてきたいと思わせる一冊です。
タイトル | 地図でみるアイヌの歴史―縄文から現代までの1万年史 |
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著者 | 平山 裕人 |
出版社 | 明石書店 |
発売日 | 2018-12-19 |
ISBN |
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価格 | 5350円 |
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