近所の図書館で本を物色している時に今までに何冊か読ませて頂いた事がある山本博文先生が書かれたこの本が目に止まりました。タイトルは「武士はなぜ腹を切るのか」となっており、かなり重い内容かと思いきや、サブタイトルが「日本人は江戸から日本人になった」となっており、大部分は江戸時代の武士の生き方を通して現代の日本人の良いところを見直していこうという内容でした。当然タイトルの「武士はなぜ腹を・・・」についても書かれていますが、要約すると「家」を存続させるため、何か失敗をすれば責任を取って切腹し、周りも亡くなった方をそれ以上責めないという風潮があった為との事です。一方、失敗した場合は責任を取ってすぐ切腹してしまうため、失敗の経験が生かされることは決してなかったとの事で、現代社会にも何か繋がるものがあるように感じられました。と、言うことで決して難しい内容ではなく、日本人の良いところ、悪いところを見直すことが出来る、なかなか面白い一冊です。
タイトル | 武士はなぜ腹を切るのか 日本人は江戸から日本人になった |
---|---|
著者 | 山本 博文 |
出版社 | 幻冬舎 |
発売日 | 2015-05-13 |
ISBN |
|
価格 | 1100円 |
まだ登録されていません。
ほかの書籍を検索することができます。
攻城団で必要としている資料(書籍・雑誌)やカメラ等の機材をAmazonのウィッシュリストで公開しています。いずれも直近では必要としないもののいずれは攻城団の運営に必要なものばかりですので、プレゼントしていただければ大変ありがたいです。
また現状、匿名でのご支援が可能なのはこの方法のみとなっています(匿名で送るにはクレジットカードで決済せず、ギフト券で支払う必要があるようです)。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する