言わずと知れた毛利元就の次男、吉川元春。兄の隆元、弟の小早川隆景と共に、父の築いた中国地方の礎を守るべく、戦国の時代を駆け抜けていきます。弟の隆景が知の武将なら、元春は、勇猛果敢さでその名を知らしめた将。鳥取城の戦いでは、橋を落として自らの退路を絶ち、命がけで向かおうとした為、当初は元春軍の全滅を狙っていた織田秀吉軍も、「さてこのような敵と戦っては、味方の被害が甚大になる」とそれ以上の戦いをやめ退却しています。また、有名な厳島合戦については圧巻の様子で、毛利・陶軍双方の駆け引きや心情のせめぎ合いが、リアルな描写と共に描かれています。単なる戦国小説というよりも、常に将としての器や技量を保つことに心を向けながら、良き父、良き夫であった元春が、現代にも通じる人間性を持った人であった事が、想像出来ます。
タイトル | 吉川元春―毛利を支えた勇将 (PHP文庫) |
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著者 | 浜野 卓也 |
出版社 | PHP研究所 |
発売日 | 0000-00-00 |
ISBN |
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価格 | 83円 |
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