光秀の子孫、明智憲三郎さんの著書、本能寺の変431年目の真実を元にして漫画家、藤堂裕さんが描いた傑作。第1巻からのファンです。
一つの説であろうが、かなりリアリティーがあり、定説を覆す話が次から次へ出てき、目から鱗です。
豊臣秀吉が、かなり悪役の感があり、豊臣家の家臣の末裔(?)としては、少々受け入れがたいところもあるけれど、そういわれれば……それもあるのでは!と、妙に納得してしまう。
絵がこれまた良く、明智憲三郎さんが光秀によく似てるし、細川元総理の先祖である細川藤考も元総理によく似た顔で描かれてたり、斉藤道三の中身までがすべて出たような顔、長曽我部元親の凛々しい顔等々、ビジュアルだけでも相当楽しめます。
長曽我部元親の四国を攻めようとする信長、古くからの老臣を切り捨てる信長、そして家康も邪魔になり、本能寺にて殺害しようとしてた信長、日本統一の後、唐入りといい中国、そのまま行けば、スペインとかともまともに戦い、世界の帝王になろうとしてたかもしれない信長、安泰の世どころか、どこかで道を間違えたかと思えるような信長、それを若い頃の、出会った頃の信長に心底、この人だ!と思ってた光秀が謀反を起こしたことに納得。
しかし、秀吉がニィーと不気味な笑いをして、その後の世の中は……
実に、来年の大河ドラマの入門偏として、マンガでもあるし、スッと入れる本です。
現在第6巻目、内容からいって、次巻で終わると思われますが、第7巻は来年春の出版予定だそうです。
タイトル | 信長を殺した男~本能寺の変431年目の真実~(6) (ヤングチャンピオン・コミックス) |
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著者 | 藤堂裕,明智憲三郎 |
出版社 | 秋田書店 |
発売日 | 2019-09-19 |
ISBN |
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価格 | 693円 |
ページ数 | 194ページ |
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