蜷川道標を語りべに描いた長宗我部氏の興亡譚。「四国の王」元親を南国人の明るい性格を備えた梟雄像に仕立て、細かなエピソードをまじえて物語を活写する。
わずか三千貫の所領から立身、土佐統一から四国平定を進められた背景など、社会経済的観点も交えた著者独自の視点が面白い。
「いろはの会」を黒幕とする新説・新解釈による「本能寺の変」は期待はずれだったけれど、500ページ超の長編を新書か漫画のようなタッチで描く著者の筆使いは、ユニークで新感覚、読み応え十分でした。
タイトル | 黒南風のうた 長宗我部元親と蜷川道標 |
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著者 | 三浦 伸昭 |
出版社 | 文芸社 |
発売日 | 2014-09-01 |
ISBN |
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価格 | |
ページ数 | 511ページ |
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