黒南風のうた 長宗我部元親と蜷川道標 文庫


西国将軍さん

蜷川道標を語りべに描いた長宗我部氏の興亡譚。「四国の王」元親を南国人の明るい性格を備えた梟雄像に仕立て、細かなエピソードをまじえて物語を活写する。
わずか三千貫の所領から立身、土佐統一から四国平定を進められた背景など、社会経済的観点も交えた著者独自の視点が面白い。
「いろはの会」を黒幕とする新説・新解釈による「本能寺の変」は期待はずれだったけれど、500ページ超の長編を新書か漫画のようなタッチで描く著者の筆使いは、ユニークで新感覚、読み応え十分でした。

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書籍の情報

タイトル 黒南風のうた 長宗我部元親と蜷川道標
著者 三浦 伸昭
出版社 文芸社
発売日 2014-09-01
ISBN
  • ISBN-10 4286153606
  • ISBN-13 9784286153605
価格
ページ数 511ページ

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大名格差~江戸三百藩のリアル~

江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。

まーちゃんさん)

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