取り上げている時代は桶狭間の戦い~大阪夏の陣。それらの戦(いくさ)で、信長・秀吉・家康の三英傑や光秀・三成らがどのように部下を使い、敵を欺いたかをマネジメント目線で分析したもの。
書き出しの桶狭間の戦いでは、表紙にも使っているダイアグラムも用いて、信長が初動をこらえて、今川義元の動きを引き付け、勝ち目の高い進路をとったことなどが詳細に書かれています。
その後はというと、筆者が力尽きたか、そこまで詳細な分析はなくなります。織田建設羽柴組やらコンサルタントといった現代の言葉に例えているくらい。それでも、藤吉郎が上司信長に取り入るための自己アピールや気配りとか、信長が信玄に年7回も付け届けを贈ったのは自分の方が格下で敵意がないふりをしていたとか、十分楽しめる内容でした。
カバーしている時代と主役たちが、攻城団員にはどんぴしゃなのでオススメですね。
タイトル | 戦国マネジメント物語 |
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著者 | 小島 鋼平 |
出版社 | 文芸社 |
発売日 | 2014-03-01 |
ISBN |
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価格 | 756円 |
ページ数 | 275ページ |
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