遺構をいかにして保存していくかは、どの城跡も抱える共通の問題だと思います。
高度成長期の1965年にアシダ曲輪にブルドーザーが入ったのを契機に始まった八王子城跡の保存運動。2005年に活動開始から40年を記念して発行されたのが本書です。特筆すべきは、「城」の専門家だけではなく、実に様々な方々が保護運動にかかわって来られたという点でしょう。そうした方々が寄稿された内容は、様々な視点から、そして愛情たっぷりに八王子城に向けられています。他の「お城ガイド」とは違う、八王子城跡の様々な面を知ることができることでしょう。
タイトル | 八王子城とオオタカ―八王子城壁保存運動40年間の記録 (揺籃社ブックレット) |
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著者 | |
出版社 | 揺籃社 |
発売日 | 0000-00-00 |
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価格 | |
ページ数 | 92ページ |
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