図書館で、タイトルに惹かれて借りてきました。
銅像になった人物よりも、銅像そのもののエピソード集ですね。したがって、歴史と言っても日本で最初に銅像が作られた大和武尊、大村益次郎の明治以後から、最近のアニメのキャラクターに至る、近現代史になります。自分は、勝手に城をはじめ、全国にある銅像を訪ねて散歩する本かと思ったら、ちょっと違っておりました。
ただ、銅像にまつわるエピソードは、どれも面白かったです。大戦時の金属供出に関する話や、時代によって作られる人物が変化し、時代が変わると邪魔にされてしまう銅像のことまで、考えさせられる話が多かったです。
城好きの人が読んで面白いと思ってもらえるかというと微妙ですが、この本自体は面白いです。
ちなみに、表紙になっている、二人の男性の像は自分はまったく判りませんでしたが、下田にある吉田松蔭と金子重輔の像になります。
城を巡る中で銅像を見かける事も多いと思います。そんな各地の銅像達の歴史や裏話など、はてはトンデモ?銅像など紹介されてます。
タイトル | 銅像歴史散歩 (ちくま新書) |
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著者 | 墨 威宏 |
出版社 | 筑摩書房 |
発売日 | 2016-03-07 |
ISBN |
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価格 | 1037円 |
ページ数 | 222ページ |
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