先週末に開催した二条城ガイドツアーの模様を写真中心でレポートします。
「二条城は修学旅行以来だ」という方が数名いらっしゃいましたけど、ほんと大人の修学旅行って感じでしたね。
いまはなき行幸御殿について説明をしたり。
現在の本丸御殿は明治時代に移築された桂宮家の屋敷ですが、これは公家屋敷の貴重な遺構です。屋根も丸みを帯びた感じの変わった形状ですが、これを「むくり屋根」といいます。
天守台からは比叡山や東山連峰を眺めました。五山の送り火は江戸時代には定着していたらしいので、この天守からも大文字を見たかもしれませんね。
レポート的には笑顔の写真がほしかったんですけど、みんなすごい真剣な表情で聞いてくださっててガイドとしてはうれしかったです。
参加者アンケートでは「歩くのが速い」というご意見が複数の方からありました。これはそうだろうなと自覚しています。ただこれだけの人数がゆっくり歩くと一般の観光客の方にご迷惑がかかりますし、歩きながら案内すると全員に聞こえないから、どうしても移動と案内を繰り返す感じになりますよね。
あとは移動の際のスピードを落として、そのかわり案内する箇所をあとふたつくらい減らした場合に参加者の満足度は上がるのかというと微妙だろうなと考えて、今回は少しでもたくさん案内できるほうを選びました。
ツアー自体は10分オーバーの100分で終了しましたが、ゴール地点が出入口からいちばん遠い場所なので東大手門まで戻るとけっきょく2時間かかります。そう考えるとツアー時間をこれ以上伸ばすのもなかなかむずかしいように思います。
(個人的には途中休憩を入れつつ3〜4時間くらいかけて案内したいですけどね)
なお参加者にはこんなガイドブックをお配りしました。
時間の都合上、ツアー中に話せることはかぎられてしまうので、それ以外の小ネタや補足情報などを掲載しています。
ツアー後の復習に使っていただいたり、次回ひとりで二条城に来るときの予習にも使ってもらえるようにつくりました。
あとは参加記念の缶バッジですね。
今回は初回ということでメインカラーの黄色バージョンを配ってますが、5色用意してありますので次回からはランダムでお配りします。
完璧かというとまだまだ改善点はありますが、ご満足いただけるガイドツアーになったんじゃないかなと思っています。
一度やってみてから来年以降の継続開催について最終判断をしようと決めていましたが、手応えも感じたので来年からは定期的に開催しく予定です!
修学旅行での定番の位置(二の丸御殿前)からも集合写真を撮りました。
余談ですが、陣羽織はとても温かかったです。はじめて実用性を感じました。
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
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