本丸内の庭園エリアに位置。
小田氏時代の庭園とされ、池越しに筑波山を眺められる。

発掘された建物跡の柱位置・大きさを基に再建。

大手口とされ小田城の玄関口。
橋の最終期は土橋が途中で木橋に変わる珍しい形状で、それ以前は木橋のみだった。

往事の堀は現在より2ｍ程深く、例に漏れず障子堀。
橋は最終期が土橋で、それ以前は木橋だった。

本丸西は唯一虎口が設けられず、堀は障子堀を敷いた水堀だった。

①の虎口を土塁状から防衛目線で。
土塁は鉤状で横矢をかけ易く、向かいの土塁と連携できるので視角もなく効率的に守れる。

中城と外郭を繋ぐ南東虎口を攻城目線で。

外郭内部の城域東端に鎮座。
この裏から外郭東虎口の付近までの土塁は現存のものとなる。

外郭南の外枡形。
攻城側の視点であり、外郭の中は全く見通せない。

土塁上の防衛目線で見た虎口とⅢの堀。

本丸と二の丸を区切る水堀。現存するのは本丸東部分のみ。
往事は堀が本丸を一周し、本丸＞Ⅰの堀＞二の丸が輪郭で並んだ。

公園内部に通じるコンクリ橋から、本丸東の空堀を確認。
往事も同じ位置に木橋か土橋が架かっていたのだろうと思われる。

本丸西の眺望が開ける場所に建つ。
ここからは鹿島神宮の一の鳥居がよく見える。

常陸国一宮。
往事の城域東端はこの大鳥居付近まであり参道は城内にあったとされる。