団員が投稿した書籍のレビューを最新順で表示しています。
旅行ガイドブック「まっぷる」シリーズの1冊ですが、明智光秀関連史跡の情報掲載に特化し、イラスト入りで解りやすく解説してあります。勿論、近隣の食事処なども記載してあります。今年は光秀関連の史跡に行く気満々なので、重宝しそうです。行けると良いな・・・。
家康黒幕説と言うなんの根拠もない説を、自分は子孫だからすべてわかると言う独自の視線でえがいたフィクション本。
内容に関してはほぼすべて多くの研究者に否定されており、そもそも著者は子孫と言っているが、実態は子孫を名乗る不審な一族に養子入りした人の子孫。
この本の内容を題材に雑談したら、さまざまな視点が集まるだろうなぁ。戦国時代がなぜ収束したか、を信長を題材に、鎌倉幕府、室町幕府を例にしながら書いてあります。国文学ではないので、心理推察描写はありません。氏の考える国の構造に関する講義を受けている感じに近いかな。
令和元年10月末時点で御城印を頒布しているお城を掲載しています。「聖寿館」や「明知城」など一部のお城の写真は「攻城団」のものが使用されています。それにしても鹿児島県の御城印数が凄い。最終的には77城以上の城郭が頒布されるみたいです。来年(令和二年)もがんばって集めよー(笑)。
発売のアナウンスからずっと待っておりました。最初から期待値満々で読ませて頂きましたが、期待値以上の面白さでした。
第一部では太田資正以前の太田氏から始まるのでまるっきり知らない方でも大丈夫です。よく知らないけどちょっぴり興味あるっていう方なら断然オススメします。
内容は是非読んで欲しいのですが、川越合戦(あえて夜戦といいません)や、武州松山城合戦の裏事情等々の推察に衝撃を受けました。
太田資正関連史跡情報もありますのでいつか廻ってみたいです。
この本では太田資正の人生一部分しか扱っていません。是非続編もお願いしたいです。
個人的に梶原政景が気になってます。
治安の悪化に伴い悪党が現れ始めた鎌倉末期。
主人公・赤松円心の播磨を中心に畿内全体へと展開していく物語です。
天下を決するような戦はできないが、せめて自分の存在で重要な戦の行方を左右したい。そんなことを考えながら、暴れるべき時は暴れ、耐えるべき時は耐えた。
倒幕の流れを汲んだ足利尊氏に加担し、九州に落ちた尊氏を追討する新田の行軍を引き付けに引き付けます。
絶対に落ちない城、白旗城の築城のシーンが描いかれており、白旗城の名前の由来がこの小説を読んでわかりました。
『悪党の戦旗 嘉吉の乱始末 』、『残月―竹田城最後の城主、赤松広英』をあわせ、播磨赤松三部作と言えると思います。
誰の事か大体分かると思います。
さらに思うことは「え、小説になるの?」ではないでしょうか?
ご心配にはおよびません。一気に読み終わるほど面白かったので。
どんな物語になるのか、あらかじめ想像してから読んで欲しいと思います。
あ、あくまでも小説です。
あの織田信長の嫡男であり実際に信長から家督を相続した織田信忠について書かれている本です。信忠は父信長の陰に隠れていて何をした人なのかわからない方が多いのではないでしょうか。そんな信忠の活躍や実際に信忠が対象として出陣した戦の様子などを様々な資料(古文書など)から紐解いていくという本です。信長の天下統一への道の途中で信忠がどんな働きをしたのかがよくわかる本だと思うのでぜひ読んでみてください。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する