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雪花の虎は「やっぱり上杉謙信は女性なんじゃない?」をテーマにしたマンガです。
男のように育てられてきた女謙信が戦や家臣との出会いを通して大大名になっていく話です。
上杉謙信のことを新たな視点で見ることができるので、オススメです!
なんといっても掲載量が多い!
マイナーな城でも本を開けば見つかるし、詳しいことまで教えてくれます。
この本を持っていて損はしないと思います。
それなりに厚めですが持ち運びも十分可能なので、
城好きの方は必ず手に取って欲しいです!
現在では残っていない天守や門など今までは想像するしかありませんでしたが、この本で実際の形や風景を見ることができて感動しました。
たくさんのお城がこの1冊に載っているのも最高です。写真は大きくて迫力があります。
お城と一緒に写っている当時の人の服装(着物、袴)や記念撮影している様子なども見られて面白いです。
実は、かなり本格的な城めぐり漫画な東京城址女子高生の第3巻まで読み進みました。高校生たちが主役の話なので、前巻の夏合宿に続いては文化祭の話が中心になっていきます。青春してますね。
小田原城を攻城して、城の天守がコンクリート製の復興天守なのをめぐって本物か偽物か論争がまずあり、総構えの凄さを実感した後に遠くから見る天守の姿から受ける感慨が、なんとも素敵です。小田原城を本城にしている身としても、かなり良い話になっております。
こんな、素敵なお話を、まだまだずっと続けていって欲しかったんですが、この後の第4巻で最終巻になっております。東京だけでも200城もあるんだから、いくらでも続けられそうだし、女子大生ともなれば行動範囲も広げられそうなんですが。なにより自分にとっての東京のマイナー城といえばの飛鳥山公園こと飛鳥山城も登場していないのに。
とはいえ、主人公の最初の頃の城に対しての接し方から比べたら、人間的にも成長し、最後は非常に感動的な最終回を迎えます。
女子高生が主役で、絵柄も、もろに少女漫画なので、取っ付きにくい印象があるかもしれないですが、なかなかどうして、素晴らしい攻城の話になっております。ぜひ御一読ください。間違いなく、お勧めです。
260年近く泰平な世の中であった江戸時代、徳川幕府に付いて知りたくこの本を手にした。
徳川政府(徳川幕府の事)とか、禁裏(朝廷の事)とか、聞き慣れない言葉が所々に出てきて最初は違和感を感じ、アメリカの研究者が書かれたものを翻訳されたものなので仕方がないと思っていましたが、最後まで読み終えると、「そうだったのか」と目から鱗が落ちた気持ちになります。
まとめとしては、徳川政府が把握する「表」の歴史と各大名が把握している「内証」の歴史は違う事をお互いに容認することで争い事のない泰平な世が260年近く続ける事が出来たようです。しかし、諸外国の進出により、この状況を理解させられなかったことから幕府の権威が失墜し、明治維新に繋がったということですが、それに繋がる研究事例がよくまとめられていました。
以上の様に、何故江戸時代が260年近くに渡り泰平な世だったかを理解するのにベストな一冊かと思います。
城好きの心を刺激しまくる漫画、東京城址女子高生の第2巻を読了しました。さらに、城に興味がまったくない後輩女子も加わり、学生ならではや、攻城あるあるの、なかなか楽しいやりとりが繰り広げられます。今回もマニアックな都内の城を巡って歩きますが、最後は夏合宿で松本城も攻城します。夏合宿なんて、なんと懐かしい響きの言葉でしょうか。すっかり忘れてます。
今回、東大の赤門を訪れ、ここは遺構はないけど本郷城があったとかなかったとかというシーンが登場してきます。本郷城は、攻城団のデータベースにも出てこないくらいのところで、この漫画のマニアック度の深さを感じました。話のメインは、試験頑張ろうで湯島天神に行く話でしたが。
渋谷城を訪れる話も出てきます。たまたま先日、渋谷に行く私用があり、その時に自分も攻城してきました。まさに、自分が見てきた通りに、きちんと描かれていますね。大都会の喧騒からの城の厳かな静けさ、良い感じなんですよね。
さあ、第3巻も楽しみたいと思います。
かねてより、ずっと気になっていた漫画を読んでみました。城なんて、まったく興味がない今時の女子高生が、ひょんなことから東京の城址を巡る事になり、この1巻の終わりには部を作り、部長になるところまで、話が進みます。部員は、やたら城に詳し過ぎる女の子と二人だけですが。
しかし、登場する城が、なかなかの渋さです。都内に住む高校生が、休みや放課後に徒歩メインで訪問するので、江戸城以外は、どこそれは状態です。でも、そこには城としての歴史がきちんとあり、それほど遺構が無くてもやはり魅力的であり、実際に訪問してみたくなります。それぞれの城を攻城団で挙げられている写真で比べて確認してみましたが、すべてきちんと正確に描かれている事が良く分かります。彼女たちが、歩いたコースが徒歩で何分かかるかが、地図と共にさりげなく書かれているのもポイント高いです。
日暮里駅には太田道灌像があるようです。主人公同様不勉強で、自分はまったく知りませんでした。初めて知りました。今、妙に行ってみたくなっています。
この漫画は、城好き心を刺激する、なかなか面白いところに目を付けた内容になっていると思います。今現在、第4巻まで出ているようなので、主人公の成長を見守りながら、楽しく読んでいきたいと思っております。
今年(23年)12月に、お城がメインの第2弾が発売されるようなので、まずは昨年出た第1弾の戦国LOVE Walker 戦国メタ散歩編をレビューしておきます。
発売が昨年の年末だったので、巻頭は大河ドラマ「どうする家康」関連の記事、見どころ、配役、松本潤さんのインタビューと続きます。その後、戦国武将10人の足跡が追える、全国各地の歴史散歩コース13プランが紹介されています。城めぐり好きの自分にとっては、すぐに使えるありがたい内容になっております。お城や史跡、寺社だけでなく、食事処にスイーツ、お土産的なものまで、至れり尽くせり盛りだくさんです。
巻末には、武将が愛した名湯17選も紹介されていて宿のクーポンも付いています。ただしクーポンは有効期限が今年の年末までなので、利用される方は、お早めに。
さて、千田嘉浩さんと平山優さんの、戦国の城は面白い!という対談は必読です。「戦国のお城は想像する楽しさがある」「現地に行くことで城の見方が違ってくる」、お城がメインになるという第2弾の発売を楽しみに待ちたいと思います。
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福山城についての手元資料が欲しかったので書店を探したところ、こちらの資料がたまたま配架されていたので購入。
著者に「福山城築城400年記念事業実行委員会」とあったのが購入の決め手でした。
福山城築城400年記念事業実行委員会が書いた書籍なので、書いてある情報全てが福山城の公式情報と捉えられることができ、信ぴょう性も間違いなくあるので、実質的な福山城の公式バイブルとして使えると思います。
中身は戦前の焼失前の古写真や当時の城下町を捉えた古写真、リニューアル工事中の福山城の様子を捉えた写真、出土品など数多くの写真が掲載されており、解説情報も多面的でとにかく情報量が多くて勉強になりました。
福山城の遺構についても写真や位置図付きで詳しく書かれており、凄く分かりやすかったです。今時点で福山城に関する書籍としてはこれが一番最新版で一番情報量多くて分かりやすかったのでオススメしたいです。
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