団地側から階段登城口から登ると「砦」クラスの印象がありましたが、なんのなんの、奥に立派な堀切に郭群。そのまま背後から上信電鉄サイドにくだり降りたところ（こちらが大手？）竹やぶ化した平坦地が多くあってこれももしや？と想像が膨らみました。

パーク内「自然の森入口」から入れば主郭はすぐなのですが、誤って最奥の北沢口から登ることに…いや五郭まですべて縦走するなら歩く距離は同じですね(^-^;
寺尾茶臼山城に向かうには衣沢入口へ降りるのが近道ですが、倒木あり細道ありの荒れた道で要注意です。

山名城から歩きやすい自然歩道を「はんはんははん」と呑気に歩いていたら、根小屋城への分岐を見落として30分のロス。日没近かったので足早に周ったのが残念でした。商科大駅に降りる道は、山体崩壊かと思えるような大きな崖のフチを通るので高い所が苦手な方はご注意を。

キレイに刈られている分、土塁&空堀の迫力ある高低差と筋肉質なボリュームが伝わります。風が強かったこともありますが、土塁上を歩いてここまで怖さを感じることはなかなかありません。hinakさんの美しい写真をみて桜の季節にまた来たいと思いました。

倉賀野神社駐車場に停めて参拝。ちょっとだけ抜けさせていただいて倉賀野城址へ。児童公園の中に予想外に大きな城趾碑がありました。

城山公園入口は車で進入することを躊躇うような細い道です。思い切って入ればすぐ駐車場でした。遺構は筋肉質で迫力があって凹凸好きにはたまりません。

大きな鳥居の手前のスペースに駐車。主郭に入る細道が分からず、周辺散策してしまいました。畑の中、作業小屋の脇を通る道をためらいながら入ると藪深い主郭に到達できました。案内板、藪で半分埋まっています(^^)

CLADさんの車アクセスを参考に、鷹留城登城口からフルーツラインを西進して橋の手前で左折、山を降りて最初の分岐をヘアピン状に左折、ひたすら細い一本道を南下します。私のジムニーだと平気でしたが大型車は怖いカモ。マップを見ながら金比羅神社に切れ込む細坂をエイヤと登ればすぐ副郭です。

夏の昼なお仄暗く、遺構の立派さもあって異世界にいるような圧倒的迫力を感じました。何故かこんな抽象表現が似合うお城ですね。魔宮度ランキングがあれば一票投じます。

キレイに刈られて各構造がよく分かります。妙義山の遠景も素晴らしく、なんでしょう…この整備具合…ここで合宿してじっくり堪能したくなります。

神社に駐車というと何かと心苦しいことがあるのですが、こちらは見学用として準備していただいているので安心して利用できます。城内は草を刈って直ぐだっのか、真夏でも歩きやすかったです。ただ常に蚊を纏いますので虫除けは全身にタップリと。