ごましお

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城郭建造物が現存・移築・復元・復興・模擬を問わず大好きです。

ごましおさんのレビュー(書籍)

ごましおさんは2件のレビューを投稿しています。

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新発見! 江戸城を歩く (祥伝社新書)

江戸城を実際に歩いて攻城したい人向けの本のようです。
徒歩で3時間かけて「3-1 九段下から東京 3.4キロ」コースにチャレンジしてみましたが、かなり詳しく攻城ルートが書かれており非常に参考になりました。江戸城の痕跡を隅々までしゃぶり尽くすというような感じの本です。
一例をあげると、上記コースの場合、本に書いてある首都高神田橋ランプ下の石垣は言われないとなかなか気が付かないのではないかと思いました。
なお、5年前に発行された本なので情報が古くなっている箇所が若干あります。例えば上記コースの場合、本では常磐橋が工事中で橋を渡れないことになっていますが、現在は工事完了していて橋を渡ってからそのまま常盤橋門跡を攻城することが可能になっています。また、広報千代田によれば、一部を除き、常磐橋に使われている石は小石川門の石垣の再利用だったことが工事中に判明したそうですが、これも本の発行後に判明した情報と思われます。
結論としては、古くなった情報が若干あるものの全コース制覇にチャレンジしたいと思わせる魅力を持った、有用な本であると思いました。

城郭移築建造物大全 西日本編

財布に優しくないのが難点ですが、城郭「移築」建造物(不確かなものを含みます)について、数多くの写真と解説、評価、一覧表が収録されており(一覧表にしか収録されていないものもあります)、中身は非常に充実しています。ただ民家に移築された建造物については住所が非公開になっているので実際に見学するにはこの本の情報だけでは困難なものがあるのは残念です(個人情報の関係があるということなので仕方がないですが)。また原則的に「現存」建造物は扱っていません。あと西日本のお城のみです。私は東日本の人間なので東日本編の発売を楽しみにしています(西日本編も買いましたが)。なお、この本の一覧表に載っている移築建造物のうち、明石城・姫路城・龍野城・岡山城・備中松山城の5城分、計13件については実際に見学してみました(本の一覧表には15件収録されていましたが、民家所有で住所が非公開のもの1件と、備考に取り壊しと書いてあるもの1件は除きました)。本は大きくて重いので、本で調査&メモ(自宅)→遠征して5城分見学(現地)→本で復習(自宅)という使い方をしてみました。移築建造物についてまとまっている本は今まで聞いたことがなかったのと、インターネットだけでは入手しづらい情報もあり、とても役に立ちました。

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今日のレビュー

猛将妄想録 1 (電撃ジャパンコミックス)

いまでも定期的に読み返す一冊。たまたま見かけたこの本のおかげで攻城団にマンガという武器が加わったと思うと感慨深いです。攻城団で発表した作品を収録した続刊も出版したいと思ってます。

こうの)

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